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内容説明
愛欲、嫉妬、怨嗟…。栄華を極めた城と宮殿に刻まれたリアルな人間ドラマ。
目次
城と宮殿 発展の歴史
1章 伝説に彩られた城・宮殿(ノイシュヴァンシュタイン城―白亜の城に再現された中世騎士道文学の世界!;アルハンブラ宮殿―最後の主が「楽園」と評した「赤い宮殿」;ユッセ城―ロワール渓谷には『眠れる森の美女』の城が佇む ほか)
2章 愛憎劇と陰謀渦巻く城・宮殿(シェーンブルン宮殿―壮麗・壮大な宮殿に暮らした仲睦まじい女帝一家;エカテリーナ宮殿―ロシアの女帝が、宮殿で重ねた華麗なる愛人遍歴;トプカプ宮殿―オスマン帝国のハレムに暮らした女性たちは、白人奴隷だった! ほか)
3章 歴史の舞台となった城・宮殿(シャンボール城―ルネサンスにのめりこんだフランス王が、宿敵に見せびらかした自慢の城;ルーヴル宮殿―ブルボン家の大宮殿が、世界最大級の美術館に生まれ変わった!;ホーエンツォレルン城―ドイツ皇帝家発祥の地となった天空の出世城 ほか)
ヨーロッパの城・宮殿地図
著者等紹介
石井美樹子[イシイミキコ]
文学博士。1971年、津田塾大学大学院博士課程後期課程修了。1974~1978年、英国ケンブリッジ大学大学院で中世英文学・演劇を専攻。ケンブリッジ大学東洋学部専任講師、静岡大学教授を経て、神奈川大学名誉教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
85
見てきれいだし、サクッと歴史も学べる。 私としては国別にしてもらった方が良かった。 心霊スポット城特集、は日本版もいけそう。2021/04/24
ルル
14
美しさに圧倒。もっと大判の本にすべきです❗️2021/07/01
Wataru Hoshii
6
ヨーロッパの美しい城の数々をエピソードと共に紹介したヴィジュアル本。コロナでヨーロッパに行けない身としては、いつの日か実現したい旅を夢想して楽しかった。ひたすらたくさんの城を詰め込んでいるが、ひとつひとつの城が美しいので、それぞれ見開きだけではちょっと見足りない感じが残るのは無い物ねだりか。2021/08/13
さたん・さたーん・さーたん
5
見開き1ページずつで各城・宮殿を紹介。必ずしも全体像が映ってない、ある一面のフォトジェニックな写真1,2枚だけでその城の魅力を十分に伝えられているとは言えず、手持ちの古城写真集で補完しながら読む。英国史専門の方が監修についていることもあってか、注意深く読むとエドワード1世関連で歴史がリンクしている古城も見つけられる。ぺーナ宮殿はパステルカラーがまぶしいおもちゃのような外観だが、手持ちの写真集では色褪せた城壁に違う趣を感じられる、最近塗りなおした? 最近流行のビジュアルブックの傾向・制作意図が学べたな。2022/10/05
WATARU
3
素敵なお城がいっぱい。読んだ後に動画などで見ると、更に楽しいです。ヒーヴァー城とエルツ城が好きでした。2021/06/17