内容説明
欧米、日本、そして世界に翻弄される太平洋の島々。イラストでわかる!オセアニアの国と地域の物語。地球温暖化の影響を最も早く被るオセアニア。彼らの決断は、世界の行方を暗示しているかもしれない。未来に向かってもがくオセアニアの国々の全て!!そして、誰のものでもない大陸・南極の真実もあわせて!
目次
1章 オーストラリア(オーストラリア―多民族・多文化国家としての新たなフェイズに挑む資源大国。;オーストラリア東部―全人口の80%以上が集中。開拓、発展を牽引し、昔も今も文化・経済の中心。;オーストラリア西部―日本の13倍もの土地に荒涼として壮大な自然と豊かな沿岸地帯が共存)
2章 ミクロネシア(サイパン、ロタ、テニアン―今も残る傷痕。紺碧の海に囲まれた楽園は日本軍玉砕の悲劇の地。グアム―リゾートにして重要軍事拠点。戦争と平和が同居する日本から最も近いアメリカ。 ほか)
3章 メラネシア(パプアニューギニア―超多民族&超多言語ゆえに一筋縄ではいかぬ政治の安定。文化と自然の多様性はピカイチ。;フィジー―経済と文化の地域リーダー。民族の誇りと民主化の狭間で苦悩する青い珊瑚礁の楽園。 ほか)
4章 ポリネシア(ニュージーランド―個人主義でもホスピタリティ豊か。世界に先駆けた改革を続ける、大自然に包まれた地球の果て。;クック諸島―大冒険家の名を冠したマオリ族のふるさと。南の海に浮かぶ個性的な島々。 ほか)
5章 南極(南極―地球上の氷の90%が堆積する、どこの国にも属さない極寒の大陸。)
著者等紹介
黒崎岳大[クロサキタケヒロ]
東海大学観光学部准教授。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学文学部助手、在マーシャル日本国大使館専門調査員、外務省アジア大洋州局事務官等を歴任後、2022年から現職。専門領域は太平洋島嶼国の政治・経済学、文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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