地図でスッと頭に入るアメリカ５０州

セイン，デイビッド【監修】〈Ｔｈａｙｎｅ，Ｄａｖｉｄ〉

昭文社（2020/09発売）

• サイズ B5判／ページ数 144p／高さ 23cm
• 商品コード 9784398144553
• NDC分類 295.3
• Cコード C2025

内容説明

どの州で働く、どの州で学ぶ、どの州に住む！？イラストでわかる！アメリカ５０州の魅力と現実。アメリカは国家ではない！住む州で違う○と×。消費税、同性婚、銃規制、死刑制度…世紀の実験国家アメリカ合衆国のすべて！！

目次

１章　北東部（中部大西洋沿岸、ニューイングランド）（ニューヨーク―思いの外、面積がとても広い。アップステートだって、大事で立派なニューヨークの一部。；歴史解説―自由と仕事を求めた移民たちが、多民族国家アメリカを形成していった。　ほか）
２章　南部（南部大西洋沿岸、東南中央、西南中央）（デラウェア―歴史が深く、国際企業が集う優良州。その実態はタックスヘイブン！？；メリーランド―小さいながら大きな存在感。自由と独立を尊び、アメリカらしい景色と機能が集合。　ほか）
３章　中世部（東北中央、西北中央）（ミシガン―五大湖に抱かれた２つの半島。自動車都市デトロイトはどこへ向かう！？；オハイオ―個性的な都市たちが光るアメリカ屈指の工業州。大統領や発明家を幾人も輩出。　ほか）
４章　西部（ロッキー山岳部、太平洋沿岸）（モンタナ―大空とロッキーと大地とちょっとの人口。坑夫たちが去り麦と自然が残った。；ワイオミング―女性の活躍を応援してきた歴史。カウガールが馬に乗り、亡き夫の後を継いだ州知事が誕生。　ほか）
巻末資料

著者等紹介

セイン，デイビッド［セイン，デイビッド］ ［Ｔｈａｙｎｅ，Ｄａｖｉｄ］
アメリカ生まれ。証券会社勤務を経て来日。３０年以上にわたり翻訳や英語指導に従事、自身が代表を務めるＡｔｏＺ英語学校で教鞭をとるかたわら、英語学習書執筆、教材プロデュース、Ｗｅｂコンテンツ制作、動画制作と幅広く英語教育事業に関わる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[徒花]

まあまあおもしろかった。とくにアメリカに行く予定もないし、読んでどんな役に立つのかもわからないけれど、知っているようで知らないアメリカの50の州のそれぞれの特徴が見開きでサクッとわかる。全ページフルカラー、イラスト多彩。州の特産品や観光名所、主要産業、成り立ちまでの歴史、支持されやすい政党基盤、平均年収等がまとめられている。アメリカは法制度も州によってバラバラだし、人種の分布が偏っていたり、いまだに南北戦争のことを引きずっていたりする側面があるんだなあと感じたり。

2020/11/11

[kinkin]

監修はデビッド・セイン氏。アメリカという国、州の寄り合い所帯ということを改めて知った。日本の都道府県という感覚ではないということ。同じくアメリカの州について書かれたものに浅井信雄氏の名著『アメリカ５０州を読む地図』があるが風土や歴史はこの本と併せて読めばよりわかりやすくなると感じた。日本がすっぽり入ってしまう州に人口が５７万だ、アメリカの大きさをつくずく知った。先日読んだ『荒野へ』の副読本としても役に立った。アメリカ映画好きなら手元に置いておくのもよいかもしれない。図書館本。

2021/01/14

[涼]

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/12/post-2e7f43.html 改めて、大きな国だなぁと思いました。

2021/12/30

[ナミのママ]

タイトルどおりアメリカ50州を地図とイラストでまとめた本。見開きに1州。カラフルな特徴、DATAとして人口や面積、世帯収入、そして2020年7月時点ではあるが大統領選挙の動向(民主党VS共和党)がシーソーで書かれている。巻末には歴代大統領年表、各州の銃規制や消費税率などの図もありコンパクトな一冊の中に主要なものがぎっしり。翻訳作品を読むときに舞台となる土地の文化や産業、移民の歴史がわかってありがたい。

2022/11/10

[GAKU]

イラスト半分、文章半分の見開きで各州が紹介されており、読みやすく理解しやすく面白かった。各州によってかなり個性が違う事が分かった。

2021/12/28