内容説明
南アフリカ・イスラエル・台湾の名前を知る者は多い。だが、核兵器・先端技術・エネルギー資源を基盤とする、すさまじいまでの国家生存の強靱さを知る者は少ない。さらに、3国間を結ぶ秘密同盟“ネクサス”を知る者は皆無に近い。日本人の世界常識を覆し、「地域中核国家」として国際政治・経済を左右する3ヵ国の“打たれ強さの理由”を解明する。
目次
見えてきた秘密同盟
嫌われ者国家のサバイバル戦略(南ア―台湾コネクション;南ア―イスラエル・コネクション;3ヵ国に共通する心情と利害)
ネクサス現地レポート(「先端技術の王国」イスラエルの底力を読む;繁栄か革命か!分水嶺に立つ南アの本音を読む)
国家改造の目標は自立にあり(台頭する核のニュー・パワー;科学技術立国への道;パリア資本主義のダイナミズム)