内容説明
花や花木は野菜と同じように種類や栽培地域、季節によりさまざまな病害虫が発生します。初期発生を見逃すと株絶えしたり、葉が枯れたり、開花しなかったり、開花しても異常花弁が現われるなどの被害が発生します。病害はさび病や半身萎凋病、うどんこ病、疫病、菌核病等の共通病害、そして黒星病、褐班病や根腐病などのように葉や根などの部位別病害に写真とともに解説しました。害虫では虫の大きさ別にハダニ類、アザミウマ類、アブラムシ類、コナジラミ類などのような微小昆虫、そしてチョウやガ類、コガネムシ類などの大型昆虫に分けて写真とともに解説しました。野外でよく見かける天敵昆虫についても解説しました。このハンドブックは花や一部花木にどのような病害虫が発生しているかを栽培前に知るとともに、栽培中の病害虫については被害状況や生態の写真と解説から種類を知り、適切な防除法を判断していただくために作成しました。
目次
病害(共通病害;部位別病害)
害虫(ハダニ類;ケナガコナダニ類;ホコリダニ類;アザミウマ類;アブラムシ類 ほか)
著者等紹介
堀江博道[ホリエヒロミチ]
東京都農林総合研究センター安全環境科
竹内浩二[タケウチコウジ]
東京都農林総合研究センター安全環境科(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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