感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
17
仕事が好きだったのに、元婚約者が戻ってきたため寄せ集めみたいな人達ばかりの部署移動になったナカムラ。知人からは「訴えろ」母親からは「仕事辞めたら？」と言われながらも踏ん張って、新しい恋人・田口と出会う。彼もまた社内恋愛だが、今度は見違えるほどいい人だ。いつもナカムラが何を好きかを想像してご飯に誘ってくれるが、気を使っている風は感じさせない。やはりナカムラは耐えきれず途中で帰ってきてしまう。実は相手が、ではなく自分が問題だったのか？と思い当たったナカムラのどうにか折り合いはつくんだろうか。 2023/10/08
めぐねい
9
「大丈夫、そのしんどいは正しい」というセリフにドキッとした。私が普段発するしんどいってどうなんやろ？正しくない気がする。と思うのなら、さっさと逃げれば良いし、実際にするのだ（自己解決）。ホットサンドは8枚切りのがパンがカリカリして具が味わえて好きなんだけど、6枚切りがオススメなら今度試してみるかな。あと他人のために面倒くさいことがしたいってのわかるなあ。とはいえ酢豚は面倒くさすぎるので作らないけど。ふと、あれ、自分のために丁寧にご飯作ること増えてるやんか、と。千春ちゃんみたいに野菜刻むと落ち着くからやな。2023/10/07
へへろ～本舗
8
なんか三人が三人ともボロボロに傷ついて別れる暗い終わり方しか想像できないんだけど…何故ハッピーエンドで終わる未来が見えないのかなぁ？2023/12/23
あつ子🐈⬛
7
どうしてこんなに胸が痛くなるのかな… 「打ち明ける相手って『驚いたりしない人』だよね」 「僕たちは別に波風を立てたくてカミングアウトするわけじゃない」 「記憶の中のあのころは いつも楽しい」 「他人が言う呼称が結局自分なんだろうな」 「自分ひとりのために何かをし続けるには一生は長すぎる」 「命ですから」 作中の人々はまるで滅びゆく民のよう。どうかみんな幸せに…次巻へ。2025/03/03
さなごん
6
美味しそうな料理。ナカムラの気持ちがわかる。1人になりたい。2024/01/21
