出版社内容情報
蕎麦屋の息子・阿川龍平（25）は、“お隣のお姉さん”である武蔵原環（35）に、小さな頃から片想いしている。十代半ばで告白もしたけれど「家族同然の弟あつかい」な上に「10歳差」のせいで意識してもらえず、この10年はもはや諦めモード…。そこへ突然、とぼけた色気の食えないテーラー・衣笠が環の前に現れ、まんまと恋を始められかけてしまい…!?執着片思い青年×惚れっぽい自然体女×食えない男がおくる、大人のじれじれ三角関係！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
KUにて。あっ関根くんの人か！…またややこしい恋模様を…。お隣のバレエ教室のお姉さん（10歳年上）に恋をし続けてきた蕎麦屋の彼が切ない。関根くんとはまた違う理不尽さを感じます。でも彼女を責められませんよ…おむつを替えた子がいかにハンサムさんに育っても恋愛対象に見えないというのは、健全だものねえ。不器用で問題だらけの人たちの全くスムーズでないズッコケ恋愛。これは続きを探してみようかな！2025/09/18
ようこ
10
好き。絵が好き。内容もいい。ありきたりな話のようで若干のクセあり。とってもフィールぽい。阿川みたいな朴訥とした男性が大好き。オーダーのスーツっていいよね。男性が羨ましい。2021/09/17
ネロ
6
いつの間にか始まっていた河内さんの新連載。…はぁ〜、たまりませんな！！これぞ！河内遙さん！好き！ クセのある人物描写も、魅力的な小物や舞台設定も、切ない年下クンの恋慕も…全てにおいてめちゃくちゃ心を鷲掴まれます！涙雨とセレナーデが私的にはあんまりだったので、これはドンピシャ楽しみに追いかけさせてもらいます。三十代半ばを中年やらおばさんやら言われるとううっとなってしまう微妙なお年頃ですが、そこは厚かましく環ちゃんに感情移入して楽しませていだきますm(_ _)m2021/10/07
みるく
5
これはまた切ない恋をする男の子の話ですね。切ない表情の男の子を描くの本当上手いなぁ。マンガ本は最近電子書籍で買うけどこの作家さんは紙の本で手元に置いておきたいの。2021/09/22
なんだ了
4
もちろん面白い。 河内さんはどうにも煮え切らない人間の”へタレ”の部分を描くのがうまいよな。だから応援したくなるっていうか、どうにかしてあげたくなる。 呪うしかない阿川くんに幸あれ2021/09/12
