感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
110
ヤマシタさんの前作『HER』にも共通した女性のエグさ、リアルな姿とその思考をもう少し軽めにコミカルさを足した印象。短編だし、以前NHK総合で放送していたシチュエーションドラマ『祝女』っぽい雰囲気も感じた。ヤマシタさんの描く女性像、男性像にはいくつかのパターンがあって、当然例外な人も現実にはいるわけだけれど、その生々しさや毒に触れるとやみつきになる感覚はちょっと感じる。で、個人的には生徒と美術教師を描いた「うつくしい森」と、親戚の男子を預かった37歳女性の心理を描いた「blue」が心に残った。2013/07/29
エンブレムT
95
「アホか~!」と「すっげぇ~!!」を同時に味わえる表題作『ミラーボール・フラッシング・マジック』が秀逸♪ピタゴラ装置かドミノ倒しかってな鮮やかな展開で、私はラスト3ページを読むまでは、シュール系のSFなんだと思い込んで読んでました(笑)8つの作品と、3組のカップルの後日談がボーナストラックとして収録されてる短編集。どの作品も、男女共にナマナマしいリアル感がありました。うん!どれも面白かったです!!2011/11/21
ユウユウ
37
初読み漫画家さん。短編集と連作と。絵はすごくうまいというわけではないけれど、体のデッサンはしっかりしている印象でした。たるっとした感じや日常の淡々とした中にあるもやもやとしたものが描かれていて、面白かったです。なんとなく数冊しか読んだことのないけれど、村上春樹を思い出しました。2017/09/25
天の川
30
ミラーボールにまつわる同時進行の4つの話で構成される表題作は、少し前に読んだ『ジュテーム、カフェノワール』の緻密な同時進行の会話のやり取りには及ばないけれど、そのオチに笑いました(ミラーボールは愛を育てる♪)。「blue」の37歳の女が、少年の若さに怯み、美しさに気後れしている様、彼女の体に微妙についている贅肉がリアルで切なかったです。2014/11/03
tera。
24
10話の短編集。 どの作品も『こんな人居そう』と思わせる男女が登場する。どこか毒のある、でも猛毒じゃないから死なないけど、一度知ってしまったら確実に中毒になりそうな感じな大人たち。何かに必死で、知らない事が苦しくて、そんな真っ直ぐで強い気持ちが大人を追い詰める事にも気付かないくらい青い子供たち。全体的に軽やかでない印象の作品だった。 個人的には友達の恋愛にいちいち口を出し、彼女を泣かせようものなら相手をクズ扱いする女子高生のお話「don't TURN over TEEN」が、妙にリアルで心に残った。 2014/07/10
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