感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
16
ミナミのつかまるものって結局これだったんですね。 『この終身雇用制度の寄生虫があっ』って台詞受けました。いますこういう人実際に。一方で手を取り合う女性たち『サラリーマンていうのはね 死なないためのシステムなのよ』この漫画はサプリになる台詞がいっぱい。ミナミの結婚というラストは少女漫画誌である以上このラストにするしかなかったのであって、作者としては別にどうでも良かったのでは?稼ぐ仕事についた女性は強い。まあそこに留まるためにはいろいろ苦労があるのだけれど。2007/07/25
タク
16
完結。「自分の代わりなんていくらでもいる」「自分にしかできないことなんてない」ってことをここまでポジティブに描けた作品はそうないぜ。演出が相当にくどかったから手放しでは誉められないけど、この発想の転換には脳が久々に覚醒した。誰にでも薦められる作品ではないけど、一度は手にとって欲しいなあ2011/01/23
karutaroton
13
働く女性へのエール、と読むのは、浅い読み方なのかなー? そばにいないとダメだよ… この終身雇用制度の寄生虫があっ サラリーマンっていうのはね、死なないためのシステムなのよ に共感⁉︎2019/05/24
つーこ
12
久々に読んで、藤井さんにいっぱい元気をもらいました。けど、ネタバレですが、ひとつ気になる点が。シングルマザーとなって生きる藤井さん。働く女性にとって妊娠や出産や育児ってすっごく大変で、でもこの本ではそこだけがサクッと割愛され、凛とした姿でサハラさんを迎える場面のみ。ここまでがリアリティのある働く女性像だったのに、急に少女漫画的なラストになっちゃったな〜って。2013/03/31
つーこ
11
こんなに活き活き仕事している藤井さんは、結局サハラさんとの恋愛を手放すんじゃ・・とドキドキしながら読んでいたけど、藤井さんは強かった!女性には仕事と恋愛の両立は成立しない・・なんて、もう昔の話なんだね。今はパキパキ働いて輝いている女性にこそ、魅力があるんだと思う。ハッピーエンドでよかった!いや、まじで。2011/01/10
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