祥伝社黄金文庫
競走馬私論―プロの仕事とやる気について

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784396693121
  • NDC分類 788.5
  • Cコード C0195

目次

第1章 ハッピーピープル・メイク・ハッピーホース―私を支えているション・マギーの言葉
第2章 飼葉は一緒にやってくれ―馬ほど敏感な生き物はいない
第3章 ルドルフと二人の名伯楽―皇帝と呼ばれた馬は、どう誕生したか
第4章 売り馬なら、売ってくれ―市場の常識が通用しなかった馬産地
第5章 私は独裁者になる―藤沢厩舎の基本姿勢
第6章 馬たちへの「ごめんね」―“一万分の一の改善”を積み重ねるために
第7章 ビーチハウスを忘れるな―恵まれてきたら没落が始まる
第8章 失敗の教訓―タイキブリザードの米国遠征で学んだこと
第9章 遠くまで行こう―タイキシャトルの仏遠征記

著者等紹介

藤沢和雄[フジサワカズオ]
昭和26年、北海道生まれ。JRAのトップ・トレーナー。北海道産業大学卒後、英国プリチャード・ゴードン厩舎で4年の修業、菊池一雄厩舎、野平祐二厩舎で調教助手。昭和63年、藤沢厩舎を開業。平成10年、タイキシャトルで仏G1ジャックルマロア賞を制す。馬を大切にすること、その仕事の確かさで知られる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミスターチャイルド

5
2003年に発売された藤澤和雄調教師の自伝的競馬読本。2014年までもコンスタントに勝利を積み重ね、常にリーディングの上位争いをしている関東屈指の名トレーナー。その競馬観やノウハウは、競馬のみならず通用する部分がある。勝ち続けても決しておごらない、常に挑戦する心を持つ、細かいことでも絶対見逃さないなど、競走馬に関することはもちろんのこと、それ以外の部分でも見習いたい部分が盛りだくさん。押入れの中にあった本だけど、引っ張り出して読む価値は十分あった!2015/02/03

だーぼう

3
競馬をまったく知らない人でも楽しめる内容なんじゃないかと思う。パッションに満ち溢れた一冊。ブログに感想を書きました。2011/10/18

複勝コロ助

2
藤沢先生がいかに馬を大事にしているかがわかる良書。「厩舎の馬房で鼻頭を撫でながら『おい、明日はレースだからな。頑張って走ってくれよ』と声を掛ける。馬はそれに応えて首を動かしたり、尻尾を振ったり、ときには嘶いたりする。動かずにじっと私を見返してくる馬もいる」というくだりなどは、読んでいると馬に会いに行きたくなる。仕事に対する姿勢も真摯そのもの。競馬ファンの中で理想の上司をアンケートを取ったら上位に食い込むんじゃないか。2014/02/16

らんらん

1
NHKのプロフェッショナルで見て興味があったので。2010/06/10

Yoji Watanabe

0
仕事への入り口はなんとなくだったとしても、人生における出会いを大切に切り開いていったのは、愚直に真面目に仕事に取り組んでいたことが読み取れた。プロフェッショナルとは、こうも驕らずに愚直に一歩一歩進んでいくのだと、全く他分野だが尊敬に値する生き方だと思った。2017/05/07

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