人種戦争―レイス・ウォー

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人種戦争―レイス・ウォー

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  • サイズ B6判/ページ数 438p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396650544
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0020

内容説明

1941年、香港―「白人優越」の世界を日本軍が変えた。「純血の白人」以外は人にあらず!太平洋戦争は人種差別をめぐる戦いだった。当時の貴重な記録をまとめた、日本では知りえなかった真実。

目次

第1章 「純血の白人」以外は人にあらず
第2章 アジアの黒人
第3章 一九四一年・香港
第4章 白人収容所
第5章 アメリカの黒人から見た日本人
第6章 人種関係の逆転、性の逆転
第7章 真白い太平洋
第8章 「白人の優越」と戦うアジア諸民族
第9章 戦争で変わる人種の構図
第10章 アジアがつくる新しい人種の世界
終章 「白人の優越」からの覚醒

著者等紹介

ホーン,ジェラルド[ホーン,ジェラルド] [Horne,Gerald]
ヒューストン大学教授。専門はアフリカ系アメリカ人の歴史。著書に『The Counter‐Revolution of 1776』(NY Univ Pr 2014)、『Black Revolutionary』(Univ of Illinois Pr 2013)他多数

藤田裕行[フジタヒロユキ]
1961年、東京生まれ。翻訳家

加瀬英明[カセヒデアキ]
1936年東京生まれ。外交評論家。慶應義塾大学、エール大学、コロンビア大学に学ぶ。外交評論家として執筆、講演に幅広く活躍。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。福田・中曽根内閣で首相特別顧問を務めたほか、日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

103
江戸幕府が米国の恫喝で開国して以来、日本が宿願としたのは国家の独立、そして、人種差別を撤廃すること。それだけ、欧米の植民地支配と搾取、人種差別は凶悪なものだった。本作ではその多大な例が記録されている。日本の独立は日露戦争の辛勝で一度は結実する。人種差別撤廃は第一次大戦のパリ講和会議で人種平等案が否認され結実しなかった。日本が自存自衛の為に始めた大東亜戦争の緒戦の香港やインドネシアの勝利でアジア、アフリカの人々は白人が半神ではないと知る。白人が有色人種に敗れた衝撃の大きさは植民地支配の驕りと比例したと思う。2019/04/13

姉勤

31
第二次大戦前後の、白人(主にアングロサクソン)による、世界の有色人種への差別。最近の「ヘイト」というレッテルが屁のような、有色人種への暴行、剥奪、レイプ、殺害が合法であり、白人と同等と唱えること自体が罪であった時代。その教義にも似た常識を打ち破ったのは、日本軍の香港侵攻に始まるとする。支配者たる白人が、同じ有色人種の日本人に簡単に敗れ、しかも、統治者となった後も対等に交際し、今まで就けなかった行政官や上位職を任され、指導してくれた日本人へのシンパシーが戦後の独立と、人種の平等へ世界の潮流が動いた、と。2019/01/03

スウィーニー校長

11
★★★☆☆ 大東亜戦争は、白人至上主義 vs 有色人種の戦争だった、という視点で当時の証言を集めている。 纏まりが無いがそれが、白人、有色人種、共産主義のカオスな争いだった事を感じさせる。 印象に残った話は、 ・戦争により米英国内でも人種対立のリスクが上昇し、差別を緩和しなければならなくなった。 ・豪は米からの援軍に黒人兵がいるのを嫌い、遠隔地に配置したりと、英米豪間でも対立が生じた。 ・戦中、日本にいたアメリカ人の「ドイツ人と勘違いされた時だけ酷い嫌悪感を示された」との証言。2020/07/29

Lila Eule

11
著者はアフリカ系アメリカ人史専門のヒューストン大学教授と。訳者は1961年生まれとあるから相当の経験はありそうなのだが、機械的単語置き換え、英語構文単純置換放置文が多く、読んでもわからない修飾が複層した翻訳。内容はとても興味深く、貴重な証言資料の蒐集録のように思えるのだが、出典、引用正統性説明が皆無で、残念な編集。再編集して体裁を整えて欲しくなる。米欧豪の人種差別と収奪的侵略主義と横暴な唯一神信仰が、つい70年前まで、アジアを支配し、蹂躙し、搾取し、飽食三昧していたことが糾弾されている。2016/08/09

新父帰る

9
本書は、先の大戦中と戦前、アメリカの黒人や、東南アジア、インドの民衆、オーストラリア、ニュージーランドの先住民が、いかに日本を光として仰ぎ、日本の勝利を強く願ったのかを克明に記述。1941年12月8日に日本軍は香港に進攻。17日間で陥落。「純血の白人」たちは中国人区の通りを行進させられ、数千人のうちしがれた白人たちは、収容所に入れられた。同じことが東南アジアの各地で起こった。アジア人は「白人の優越」が虚構であることに気付いた。終戦後、失意のうちにイギリス人は本国に帰り、全世界に西洋文明の衝撃波が伝わった。2017/06/29

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