「真」犯人

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「真」犯人

  • 石持 浅海【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396636869
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

これ、だれが殺ったことにする?
エジソンさんを殺したのは、写楽さんということで。
芸術村存続のために練り上げた殺人のストーリーは、
成立間近で、思わぬ事態に――!?
芸術家の卵たちが巻き起こす、魅惑の冤罪ミステリー

仕方がない。犯人になってもらおう。
アーティストを支援する山あいの芸術村に、九人の芸術家の卵と一人の居候、そして四人のスタッフが暮らしていた。ニックネームで呼び合うこの村で、ある日、スタッフのわたしは、発明家エジソンさんの死体を発見。殺したのは恋人で歌人の小町さんのようだが、彼女を犯人にしたくない村長さんは、わたしに、CGアーティストの写楽さんを「真」犯人にするよう指示する。無茶苦茶な要求に戸惑うわたしだったが、いつしか冤罪作りに夢中になって……。


【目次】

内容説明

アーティストを支援する山あいの芸術村に、九人の芸術家の卵と一人の居候、そして四人のスタッフが暮らしていた。ニックネームで呼び合うこの村で、ある日、スタッフのわたしは、発明家エジソンさんの死体を発見。殺したのは恋人で歌人の小町さんのようだが、彼女を犯人にしたくない村長さんは、わたしに、CGアーティストの写楽さんを「真」犯人にするよう指示する。無茶苦茶な要求に戸惑うわたしだったが、いつしか冤罪作りに夢中になって…。

著者等紹介

石持浅海[イシモチアサミ]
1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒業。2002年『アイルランドの薔薇』でデビュー。05年刊『扉は閉ざされたまま』が「このミステリーがすごい!」第二位に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

糸巻

21
芸術家の卵たちが暮らす芸術村で起きた殺人事件。遺体の置かれた状況から犯人とみられる歌人を庇い隠蔽を諮りたい村長に指示され、冤罪を作り出そうと画策するスタッフたち…。なんだこれ。何の才能もない一般人の私には理解し難い世界ではないか。人が殺されてるのに、遺体の側で淡々と「真」犯人を作る計画を立てる感覚にゾッとする。保身と偽装まみれの1冊だった。劇的な展開までが緩やかなのが少し気になったが、異様な空気を切り裂く新たな風が吹いてあっという間に一件落着していた。ついどんでん返しを期待してしまったわ。2025/10/28

ジンベエ親分

19
すげぇ。石持らしい凝りに凝ったクローズドサークルなのだけど、部屋の見取り図に意味はあったか?(笑) ただ、犯人は分かっている状況で、別の人物を「真」犯人に仕立て上げるために奔走する主人公たち、という構図がぶっ飛んでる。共感できないのはいつもの石持節だけど、その論理軸に沿って読むことができるか否かが、本作を面白いと感じることができるかどうかの分かれ目、なんだろね。おまけに終盤には予想外の展開が待っていて、石持ファンには嬉ションちびるほどの面白さ。これ、石持ベスト3に入れても良いんじゃないか?2025/10/22

なな

16
最後まで読んだけど面白かったのかは微妙。2025/10/20

だるま

10
廃校になった小学校を買い取り、芸術村と名付け、自らは村長に治まる。そこに芸術家の卵を村民として受け入れて住ませ、但し35歳までに芽が出ないと退村して貰う。その条件で平和に暮らしていた村民だったが、中の1人が死体となって発見。村長は村民達の未来の為に、数人の協力者と共に殺人と思われない様に隠蔽しようと試みるが・・・。タイトルで真犯人を探すフーダニットだろうと思いきや、石持さんはそう単純では無かった。相変わらず死体の側で冷静なディスカッション。そして独特の論理。納得とか言う次元じゃ無い。読まずにいられません。2025/11/01

ほたる

8
犯人はわからないがとりあえずこの人にしよう、ではその推理を正しく組み立てるには。芸術家のたまごが集まる村の中で起きた殺人。その村内での論理の扱い方は面白かったと思うし、物語的には私は好きだな。ただの謎解きにはしない、シチュエーションの作り方が良かったです。2025/10/12

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