「真」犯人

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「真」犯人

  • 石持 浅海【著】
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  • 祥伝社(2025/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396636869
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

これ、だれが殺ったことにする?
エジソンさんを殺したのは、写楽さんということで。
芸術村存続のために練り上げた殺人のストーリーは、
成立間近で、思わぬ事態に――!?
芸術家の卵たちが巻き起こす、魅惑の冤罪ミステリー

仕方がない。犯人になってもらおう。
アーティストを支援する山あいの芸術村に、九人の芸術家の卵と一人の居候、そして四人のスタッフが暮らしていた。ニックネームで呼び合うこの村で、ある日、スタッフのわたしは、発明家エジソンさんの死体を発見。殺したのは恋人で歌人の小町さんのようだが、彼女を犯人にしたくない村長さんは、わたしに、CGアーティストの写楽さんを「真」犯人にするよう指示する。無茶苦茶な要求に戸惑うわたしだったが、いつしか冤罪作りに夢中になって……。


【目次】

内容説明

アーティストを支援する山あいの芸術村に、九人の芸術家の卵と一人の居候、そして四人のスタッフが暮らしていた。ニックネームで呼び合うこの村で、ある日、スタッフのわたしは、発明家エジソンさんの死体を発見。殺したのは恋人で歌人の小町さんのようだが、彼女を犯人にしたくない村長さんは、わたしに、CGアーティストの写楽さんを「真」犯人にするよう指示する。無茶苦茶な要求に戸惑うわたしだったが、いつしか冤罪作りに夢中になって…。

著者等紹介

石持浅海[イシモチアサミ]
1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒業。2002年『アイルランドの薔薇』でデビュー。05年刊『扉は閉ざされたまま』が「このミステリーがすごい!」第二位に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

171
石持 浅海、5作目です。本書は、芸術村冤罪ミステリ群像劇でした。芸術家においても、やはり中途半端に才能がある人が一番不幸かも知れません。 https://www.sun.s-book.net/slib/slib_detail?isbn=9784396636869 11月は、本書で読了です。2025/11/30

aquamarine

57
芸術家の卵9人と居候一人、四人のスタッフが暮らす山あいの芸術村。ある日スタッフの「わたし」が見つけたのは、発明家エジソンさんの遺体と傍でリストカットをしている歌人の小町さん。事態を知っているのはスタッフのみ。村長は小町さんを犯人にしないために「わたし」に別の人を「真」犯人に仕立てあげるよう指示する…。なんて無茶苦茶な!と思うのだが、様々な事情で簡単にはいかない「真」犯人を作り上げる試行錯誤の過程がなかなか面白くてぐいぐい読んだ。ミステリとしてはあっさりめだが、読み終わってみると石持さんらしい物語だと思う。2025/12/18

オーウェン

49
芸術村のアトリエでは9人の芸術家の卵が共同生活をしている。 そこで起きた殺人で、同じ部屋で手首を切っていた小町は出世頭。 スタッフたちはそのため別の犯人をでっち上げようとする。 警察も救急車も呼ばないのだから違和感ありまくりだが、このことを犯人が知らないというのは面白い。 とはいえ真相としてはそれほど驚くことがないし、丁稚の再生という意味でもあっさりなのは物足りない。2025/12/15

rosetta

35
★★★✮☆廃校を買い取って若手の芸術家たちの創作の場として生活の面倒まで見てくれるお金持ちの村長。各教室がアトリエ兼居室になるわけだけれども、広い空間を必要としていない芸術家には虚しいだけじゃないのかな?画家や建築家、歌人や音楽家やCGアーティスト、建築家と言った分かりやすい芸術家に混じってビール醸造家が同列に扱われているのがお酒に関わる仕事をしている者としては嬉しいなぁ。死んだ発明家の殺人犯人と目された家人を容疑から救うためにスタッフ達が嘘のストーリーをでっち上げようとするが、事態はますます混迷の度を2025/12/01

糸巻

28
芸術家の卵たちが暮らす芸術村で起きた殺人事件。遺体の置かれた状況から犯人とみられる歌人を庇い隠蔽を諮りたい村長に指示され、冤罪を作り出そうと画策するスタッフたち…。なんだこれ。何の才能もない一般人の私には理解し難い世界ではないか。人が殺されてるのに、遺体の側で淡々と「真」犯人を作る計画を立てる感覚にゾッとする。保身と偽装まみれの1冊だった。劇的な展開までが緩やかなのが少し気になったが、異様な空気を切り裂く新たな風が吹いてあっという間に一件落着していた。ついどんでん返しを期待してしまったわ。2025/10/28

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