ランチ酒―おかわり日和

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ランチ酒―おかわり日和

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  • サイズ 46判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396635664
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

バツイチ、アラサー、犬森祥子の職業は“見守り屋”。依頼が入ると、夜から朝までひたすら人やものを見守る。彼女の唯一の贅沢は、夜勤明けの晩酌ならぬ「ランチ酒」。街で出会ったグルメを堪能しながら思うのは、一人娘のこと。別れた夫とその再婚相手のもとで暮らす娘に会えぬまま半年が経っていた。独り思い悩むが、ワケありな客たちと過ごす時間が徐々に祥子を変えていき…。恋(?)の予感の半生ハンバーグとビール、母心のスパゲッティーグラタンとレモンハイ、復活のからあげ丼とハイボール…疲れた心にじーんと沁みる珠玉の人間ドラマ×絶品グルメの五つ星小説!

著者等紹介

原田ひ香[ハラダヒカ]
1970年神奈川県生まれ。2006年「リトルプリンセス二号」で第34回NHK創作ラジオドラマ大賞受賞。07年「はじまらないティータイム」で第31回すばる文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

536
ランチ酒、おかわりしました🍺 原田 ひ香、3作目です。ランチだけでなく、ブレック・ファーストでも呑んでいるので、ブランチ酒かも知れません。オススメは、『表参道 焼き鳥丼』&『池袋・築地 寿司、焼き小籠包、水炊きそば、ミルクセーキ』です。2019/09/10

たかし

387
第二弾読了もタイトルを間違えて感想を投稿…。(再投稿) 読友さんにご紹介のランチ酒、今回のポイントは御殿場でしょうか。 主人公の女性も、少しずつ新たな一歩を踏み出せたでしょうか。今回も、料理の描写が秀逸で、美味しいお酒が飲みたくなりました。第三弾もあるようで、次巻が楽しみ。 余談ですが、御殿場のハンバーグ屋さんは「さわやか」でしょうか。久しぶりにとても食べたくなりました!2021/12/02

ウッディ

327
事情を抱える人たちに一晩付き添う夜の見守り屋、楽しみは仕事の後のランチとお酒、そんな犬森祥子のシリーズ第二弾。仕事の性質なのか、「仕事が終わったー!」と弾けることもなく、淡々と、それでもしみじみと味わうランチは、どれも美味しそうで、読んでいてお腹が空きました。特に角煮カツ丼は店さえわかれば、出張時に食べてみたい一品でした。一方、仕事柄なのか、主人公の性格によるものか、娘と離れて一人で暮らす境遇故か、物語全体に暗くどんよりとした空気が流れており、第三弾もありそうな結末でしたが、手に取るかどうかは微妙です。2019/12/26

fukumasagami

291
静岡のファミレスも都内の豚骨ラーメンももう一度行ってみたいと読みながら思った。豊洲の寿司屋はこんなによかったっけ?あー、食べてみたい。うまいものを食べて元気に生きていきたいよ。2021/12/11

Yunemo

269
なんだか中途半端な方向性、読後、まず浮かんだ想い。絶品な味の表現を期待していたのも一つかな。一つ一つのランチにその時々の祥子の立場を代弁させてるような、そんな気配を醸し出させての表現。ちょっと読み違いしてしまうような、勘違いしてしまうような、そんな自身の想いが深まってしまって。見守り屋という職業、その対象者との付き合い、そこから生まれる解決策への関与、この部分に味わいがあり、また祥子自身の心情変化が好ましく。今、自分にできる精一杯のことをすれば、何か見えてくる、これが祥子を支えるベース、同様に想い、共感。2019/08/25

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