また、桜の国で

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  • サイズ B6判/ページ数 497p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396635084
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



須賀しのぶ[スガシノブ]

内容説明

ショパンの名曲『革命のエチュード』が、日本とポーランドを繋ぐ!それは、遠き国の友との約束。第二次世界大戦勃発。ナチス・ドイツに蹂躙される欧州で、“真実”を見た日本人外務書記生はいかなる“道”を選ぶのか?

著者等紹介

須賀しのぶ[スガシノブ]
1972年、埼玉県生まれ。上智大学文学部史学科卒業。1994年、「惑星童話」でコバルト・ノベル大賞の読者大賞を受賞しデビュー。2010年、『神の棘』が各種ミステリーランキングで上位にランクインし、話題となる。13年、『芙蓉千里』(三部作)で第12回センス・オブ・ジェンダー賞大賞、16年、『革命前夜』で第18回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

607
在外公館書記生の慎、アメリカ国籍のジャーナリストのレイ、そしてポーランド国籍のカメラマンのヤン。物語はこの3人を軸に紡がれてゆくが、彼らは共にこの時代にあっては破格のコスモポリタンである。そのことは、この3人が出自において、そしてその生い立ちにおいてそれぞれ3様に L'Étrangerであったことと無関係ではないだろう。彼らが邂逅するのは、ナチスに蹂躙される激動のワルシャワであった。まさにその地で彼らは自らが生きる意味を賭けて、それぞれの生を燃焼させた。後には彼らが確かに生きた軌跡だけが光芒を残した。2021/08/19

遥かなる想い

441
第二次世界大戦勃発時のポーランドを 舞台にした物語である。外務書記生棚倉慎の 視点で 激動のポーランドを描く。 ドイツとソ連に挟まれた国 ポーランドを 軸に ユダヤとナチ、そして日本の当時の 感情が 残酷に読者に伝わる..それにしても 日本人にはわかりにくい 略奪の国 ポーランドの歴史が 哀しみが 見事に現代に蘇る..貴重な物語だった。2017/02/22

starbro

435
5月の1作目です。直木賞候補になってから図書館に予約したので、ようやく読めました。須賀しのぶ、初読です。またポーランドを舞台にした小説もお初めてです。周辺の強国に蹂躙され続けた歴史を持つポーランドにおける感動の物語、脳内BGMショパンで500P弱一気読みしました。直木賞候補だけあって、骨太の佳作です。いつかポーランドに行ってみたいですが、愚かな人類の最大の負の遺産の一つであるアウシュヴィッツを直視できるでしょうか?2017/05/01

zero1

326
ポーランドを舞台にしたスケールの大きな作品。友情に泣ける!主人公はロシア人を父に持つ棚倉慎。日本でポーランド孤児と出会った彼は、ワルシャワの大使館書記生となる。大戦勃発でドイツ軍が侵攻。ホロコースト、カティンの森、ワルシャワ蜂起など歴史の予備知識があるといい。私は362ページで明かされる秘密を予想できなかった。慎が気に入らない米国人記者やイエジとマジェナなど登場人物はよく描けている。直木賞は落選(恩田陸「蜜蜂と遠雷」が受賞)だが高校生直木賞に選ばれた。約500ページと長いが読む価値あり!の一冊。2018/11/01

アン子

281
アウシュヴィッツ・ビルケナウ記念博物館でガイドの方に14歳以下の見学は推奨していないと言われた時は展示物の刺激が強いからとしか思わなかった。でもきっとポーランド人にとっては「怖い・かわいそう」だけでは無く、その時何があったのかを正しく理解して欲しいと言う思いもあるのだろう。2020/11/22

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