出版社内容情報
安倍晋三元首相暗殺事件で注目が集まった「宗教２世」問題。親の信仰を子どもに押し付けるのはよくない―当然のことのように思えるが、ことはそれほど単純ではない。子どもに自分が善いと信じる物事を伝えるのは、教育の役割にほかならないからだ。家庭はどこまで教育を担うのか。そして公教育はどこまで家庭に介入するのか。教育とは、いつどこで、何を教える／学ぶべきなのか。長らく議論され続けながら古びることのないこの問いに改めて向かい合いながら、教育をめぐる最新の状況を検討する特集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
59
地歴公民科非常勤講師をしていたので、公共の、「公共的な空間」概念は問い返しの必要があるようだ。また、功利主義と義務論というのも、論点としてあり得る。主体的対話的で深い学びを私は今からすると、現代社会ではやれてたが、クラスの顔ぶれとか考えて、的確な指導はしてこれなかったと反省してはいる。2023/05/01
skr-shower
2
ブックカフェ。新教科・公共、統一教会問題とあわせた自民党対応の考察等拾い読み。2023/03/27
