出版社内容情報
ラーメン屋「味よし」店主のゲンコと看板娘センコ
どん詰まり下町商店街に息づく、とびっきりの人情と家族の物語
「おとうちゃん たっぷり 愛してくれて
おおきに、ありがとう。」
ラーメン屋「味よし」店主のゲンコと看板娘センコ
どん詰まり下町商店街に息づく、とびっきりの人情と懐かしい家族の物語
シャッターが目立つちょっと寂しげな北詰通商店街に店を構える「ラーメン味(み)よし」。
「味よし」とは名ばかりで、店主のゲンコが作るラーメンはえらく不味く、赤字続き。ゲンコはしっかり者の一人娘・センコの目を盗んでは、店をほったらかしてふらふら遊びに行ってしまう。普段、店番をしているおばあやんも最近どうもぼうっとしていて頼りにならず、センコは帳簿とにらめっこしながら毎晩頭を抱えていた。
そんなある日、東京で就職した幼馴染のカメヤが突然帰ってきた。だがコソコソしていてどこか様子がおかしい。さらにどういうわけかゲンコが、街の問題児・スルメを家で預かると言い出し、そんな余裕はないと激怒するセンコだったが……。
くせ者揃いの家族とお節介なご近所さんに囲まれて、センコは自分を育む「街の息遣い」をいとおしく思い、かけがえのないものに気が付いていくのだった――。
【著者紹介】
1977年、和歌山県和歌山市生まれ。同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒。2002年、作家を志し勤めていた京都の通販会社を退職し上京、小説講座の門を叩く。2008年、「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞受賞。著書に『コイカツ-恋活』『羊くんと踊れば』がある。
内容説明
ラーメン屋「味よし」店主のゲンコと看板娘センコ。どん詰まり下町商店街に息づく、とびっきりの人情、そして、家族の物語。
著者等紹介
坂井希久子[サカイキクコ]
1977年、和歌山県和歌山市生まれ。同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒。2002年、作家を志し勤めていた京都の通販会社を退職し上京、小説講座の門を叩く。2008年、「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
けんとまん1007
おたけஐ೨💕🥒🍅レビューはボチボチと…
風眠
ゆみねこ