出版社内容情報
すべての“適齢期”女子に贈るマリッジブルー小説
恋人のままじゃ、ダメ？
誰もが夢見ることなのに私って結婚に向かない女？
乙女には結婚の数だけ悩みがある――
同棲4年の彼からプロポーズされた衿子。嬉しいけれどいまひとつ乗り気になれない。干渉し合わない今の生活は快適だし、彼の母親には気に入られていない様子。周囲は、DVにあった実姉、バツ2シングルマザーの彼の妹、仕事と家庭の両立に失敗した先輩、と結婚でイタイ目にあった人たちばかり。その上、彼との関係にも不安を覚えてきて……。私に結婚なんてできるの？ 思い悩む衿子の決断は……？
内容説明
同棲４年の彼からプロポーズされた衿子。嬉しいけれどいまひとつ乗り気になれない。干渉し合わない今の生活は快適だし、彼の母親には気に入られていない様子。周囲は、ＤＶにあった実姉、バツ２シングルマザーの彼の妹、仕事と家庭の両立に失敗した先輩、と結婚でイタイ目にあった人たちばかり。その上、彼との関係にも不安を覚えてきて…。私に結婚なんてできるの？思い悩む衿子の決断は…。
著者等紹介
日向蓬［ヒナタヨモギ］
１９６９年、大阪府生まれ。２００２年「マゼンタ１００」で第１回「女による女のためのＲ‐１８文学賞」大賞を受賞しデビュー。人間の感情がゆれ動く様を丁寧に描き、女性を中心に共感を呼んでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
36
たまたま見かけてのタイトル借りの初読み作家さん。連作というか群像劇というか、日本版『ラブ・アクチュアリー』と言った雰囲気。事前情報なしで読んだけど、なかなか面白かった。この作家の他の作品も読んでみたくなりました。2018/07/08
manamuse
33
一気読み。なかなかよかった。日向蓬(ひなたよもぎ)さん。タイトルも抜群。デビュー作も読んでみたい。2020/10/02
まど
19
同棲4年のカップルが結婚するかどうかというお話。登場人物がそれぞれの結婚や恋愛について語るのが面白かった。タイミングってあるよね。楽な気持ちで読める小説。2011/06/23
もぺっと
18
あっさり感はありますが、さくさく読めてとても気持ちのいい読後感でした。ふたりで暮らす衿子と朗を軸として、親、姉妹、同僚など、様々な結婚生活、結婚観が描かれています。明るいタッチなので、まさに「ハッピーなお話」という印象でした。2015/04/11
阿呆った（旧・ことうら）
17
＜ 結婚が、相手が、自分に何を与え、どれだけ幸せにしてくれるか…そんなふうに考えているうちは、一歩も前に進めるはずがないことくらい、すぐにわかるはずなのに。＞結婚にまつわる主人公と、その周囲の人の群像劇。ライトタッチでさらりと読了。2015/10/14
