出版社内容情報
両先生、御推薦!
高橋克彦 「奇想横溢、戦慄全巻の感あり。まさに天下一の奇書ならん」
京極夏彦 「帝都の幽昧をゆるがす7つの探偵譚。巧緻玄妙なる犯罪小説に酔うべし」
未だ闇深き「冥都東京」に現わる七ツの謎、謎、謎──血を吐く松、石雨れる家、
夜泣きする石、迷路の人間消失、予言なす小さ子、消える幽霊電車、天に浮かぶ文字──
これら奇々怪々、不思議、千万の事件を取材するは、
早稲田の芋ツ書生にして、雑誌の種とり記者の阿閉万(あとじよろず)。
かたや、その綾を解いて見せるは、下宿館の家主で、「玄翁先生」こと間直瀬玄藩(まなせげんぱ)。
この大家と店子(たなこ)の珍妙なる問答の末に、明かされる意外な真相とは?
安楽椅子ならぬ"縁側探偵"の名推理とは?
面妖な謎、洒脱(しゃだつ)な文体、精緻な罠(トリック)、怜悧な論理(ロジック)! 探偵小説(ミステリ)の真骨頂がここにある!
瞠目の奇才、ついに本領を現わす!
近来随一の快著なりと世評高き物集君の新刊読了す。まさに天下一の奇書ならん。構想精緻、趣味万遍、奇想横溢、文味清涼戦慄全巻の感あり。物集君の文運いよいよ盛んとなるを確信せり。読書子も必ず購(もと)めてこの驥足(きそく)の天翔けるを見届けられるべし。 高橋克彦
扉を開ければ馥郁(ふくいく)たる耽奇(たんき)の芳香漂い、頁を繰れば幻夢恠奇(かいき)なる冥界の全景(パノラマ)が屹立す。奇書『血食』を著した物集高音氏が満を持して放つ、帝都の幽昧を揺るがす7つの探偵譚。絶奇を求め大奇を猟る博識の著者が練りに練った、巧緻玄妙なる犯罪小説集に酔うべし。 京極夏彦
内容説明
末だ闇深き「冥都東京」に現わる七ツの謎、謎、謎―血を吐く松、石雨れる家、夜泣きする石、迷路の人間消失、予言なす小さ子、消える幽霊電車、天に浮かぶ文字―これら奇々怪々、不思議千万の事件を取材するは、早稲田の芋ッ書生にして、雑誌の種とり記者の阿閉万。かたや、その綾を解いて見せるは、下宿館の家主で、「玄翁先生」こと間直瀬玄蕃。この大家と店子の珍妙なる問答の末に、明かされる意外な真相とは?安楽椅子ならぬ“縁側探偵”の名推理とは?面妖な謎、洒脱な文体、精緻な罠、怜悧な論理!探偵小説の真骨頂がここにある!瞠目の奇才、ついに本領を現わす。
著者等紹介
物集高音[モズメタカネ]
1964年生まれ。散文家。「血食」(’99年)、「冥都七事件」
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
橘
ボトム
saori
pomota