高麗秘帖―朝鮮出兵異聞 李舜臣将軍を暗殺せよ

高麗秘帖―朝鮮出兵異聞 李舜臣将軍を暗殺せよ

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  • サイズ B6判/ページ数 501p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784396631499
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

慶長2年(1597),再び朝鮮の地に上陸した秀吉の征明(せいみん)軍は雪辱に燃えていた。5年前(文禄の役),亀船(コブクソン)を操りわが水軍を撃破した敵将・李舜臣(イスンシン)を必ずや斃(たお)す!水将・藤堂高虎(とうどうたかとら),来島通総(くるしまみちふさ)らは,舜臣を暗殺すべく密かに養成した秘密戦士団を放った。一方,講和派の将・小西行長(こにしゆきなが)はそれを阻止するため極秘作戦を開始,ついに舜臣を巻き込む三つ巴(どもえ)の死闘に突入した…。綿密な取材,類稀な着想,圧倒的筆力で放つ鮮烈の歴史ロマン巨編!(祥伝社販売課日浦オススメの一冊)各紙誌で絶賛された著者のデビュー作。朝鮮出兵をテーマに据えた骨太の本格時代伝奇

内容説明

慶長2年(1597)、再び朝鮮の地に上陸した秀吉の征明軍は雪辱に燃えていた。5年前(文禄の役)、亀船を操りわが水軍を撃破した敵将・李舜臣を必ずや斃す!水将・藤堂高虎、来島通総らは、舜臣を暗殺すべく密かに養成した秘密戦士団を放った。一方、講和派の将・小西行長はそれを阻止するため極秘作戦を開始、ついに舜臣を巻き込む三つ巴の死闘に突入した…。綿密な取材、類稀な着想、圧倒的筆力で放つ鮮烈の歴史ロマン巨編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっちゃん

0
物語はこの慶長の役を中心にした日本軍の作戦行動を詳述しつつ、忍び同士の奇怪な妖術の競い合い、李舜臣水軍の母艦、亀甲船に対する女忍者群の破壊工作などいくつかの見せ場を用意している。そして珍島沖を埋め尽くす200隻の日本戦船。すでに全滅に近い朝鮮水軍に残されたのは13隻のみ、弧将・李舜臣の機略とは。ラストの海戦に最大の山場があった。歴史認識のへだたりが国民感情の軋轢をまねく今、読んでおいてもいい本だと思う。 2005/07/03

聖月

0
◎◎最初、本書を開いたときは、ゲゲッと思った評者である。朝鮮半島の地名入り地図に、主な登場人物として、朝鮮名12名、日本名22名、明が1名、なんか嫌な予感。立ち上がりも、重い幕開けに加え、都元帥の権慄(トウオンスのクオンユル)とか、白衣従軍(ペギヂヨングン)とか、朝鮮語読みがイッパイ。ところが、そんな読みを無視して、「とげんすいのけんりつ」とか「はくいじゅうぐん」とか、自分が読みやすいように読み進めていくと、だんだんと面白くなってくる。海軍を率いるため、任地に赴こうとする李舜臣。彼を抹殺しようと、刺客を送2003/08/14

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