内容説明
立てた、歩けた、食べられた。住宅改修と福祉用具がもたらした奇跡の「在宅介護」物語。目の当たりにした数々の感動体験をもとに著者が語る、驚異の生活改善実例集。介護の専門家たち、介護保険のサービスと施設、各種福祉用具の現況などもあわせて紹介。
目次
第1章 ケアマネさんと福祉用具専門相談員さんの協力で(協力で強力!ケアマネさんと和子さん、そして「幼なじみ力」;「病気になって、かえってもうけたね!」;お風呂に入ってリウマチの体を温めたい ほか)
第2章 要介護の本人と家族の努力で生活が再建できた(夫のために「一品だけでも」おかずを作ってあげたいの;「100の我慢」の中の一つだけのわがまま;そして「命の恩人(?)」は微笑んだ ほか)
第3章 福祉用具の活用と住宅改修で元気生活が復活(夢は「車椅子の養蜂家」;妻以外の介助は嫌なんだ;二度と外には出ないと決めた人 ほか)
著者等紹介
金沢善智[カナザワヨシノリ]
1963年、青森県生まれ。医学博士、工学修士(建築学)、理学療法士。弘前大学大学院准教授、目白大学教授を経て、現在(株)バリオン代表取締役・介護環境研究所代表。住宅改修・福祉用具導入コーディネート、訪問リハビリ指導などを行なう一方で、全国で講演活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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SAGA
4
在宅介護に関しての数多な事例を体験談としてみることができる。合間に介護に関した情報などが挟まれていた。福祉用具の項目でいろいろイラスト付きで見れたのは楽しかった。2011/11/05
piro
2
この本で福祉用具専門相談員という資格を知りました。 講習を受講しに行こうと思います。2014/09/15
ウーロン
0
在宅介護の事例集としては、なかなかためになった。現場でのケアマネさんや福祉用具相談員さんの考え方一つで利用者さんの暮らし方が変わるということが十分伝わってくる。2011/12/14
ニコ
0
あるあるが、シンプルに書かれている。あっという間に読み終わる。わかりやすい。「私の方こそが、利用者さんやその家族から、いろいろなことを学ばせてもらい、そして育ててもらっています。…ケアマネさんや福祉用具専門相談員さんにも多くのことを教えてもらいました。」霊能者さんを通して仏間に出入り口とスロープ作れたエピソードがほんとに不思議。2021/08/28
めいみー
0
用具が誰でも知ってるような物ばかりだった。でも、何もわからないお年寄りなんかに、用具で劇的に生活が変わるんだよ、と伝えるには、この位が丁度いいのかも。2019/08/10
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