出版社内容情報
28の言語に翻訳、29カ国で出版された著者が
名状しがたい現代を描き出す
確固たる知識と広い視野を持つ
欧州随一のエッセイストが掘り下げた、異色の現代史
わたしたちが生きる、この名付けようのない現代は、
いったいどこから始まったのか――
過去と現在を行き来しながら、多くの矛盾をはらんだ現代を広範な知識で語るⅠ章、
第二次大戦期を当時の声からたどるⅡ章、
ツインタワーの崩壊した現在へと立ち返るⅢ章。
イタリアの碩学による現代史エッセイ、待望の邦訳。
【監訳者・出口治明より】
■現代がいかにして取り留めのない時代となり、何故そうあり続けているのか
ほかに比肩しうるものがない、異色の現代史
二〇二一年七月に八十年の生涯を閉じたカラッソですが、彼が遺した著作の中に、独自の文体と視点を持った歴史紀行のようなものがありました。それが本書です。現代がいかにして取り留めのない時代となり、何故そうあり続けているのかを、共時的に、あるいはまた通時的に語っていきます。その構成も、文体も、また決して俗説におもねることのないその本質を突く洞察も、ほかに比肩しうるものがない、まさに異色の現代史なのです。
【目次】
内容説明
28の言語に翻訳、29カ国で出版された著者、名状しがたい現代を描き出す。確固たる知識と広い視野を持つ欧州随一のエッセイストが掘り下げた、異色の現代史。わたしたちが生きる、この名付けようのない現代は、いったいどこから始まったのか―。過去と現在を行き来しながら、多くの矛盾をはらんだ現代を広範な知識で語る1章、第二次大戦期を当時の声からたどる2章、ツインタワーの崩壊した現在へと立ち返る3章。イタリアの碩学による現代史エッセイ、待望の邦訳。
目次
1 ツーリストとテロリスト
2 ウィーン市ガス協会
3 塔を望んで
著者等紹介
カラッソ,ロベルト[カラッソ,ロベルト] [Calasso,Roberto]
1941年、フィレンツェ生まれ。イタリアの作家、出版人。独立系出版社アデルフィ・エディツィオーニ代表も務めるかたわら、26冊の自著を発表。ギリシア神話を扱った『カドモスとハルモニアの結婚』は、1988年発表後イタリア国内において21万部を超えるベストセラーに。2016年、その全作品と出版人としての業績に対して国際的な文学賞、フォルメントール賞が授与され、「ヨーロッパ随一のエッセイスト」と評される。2021年没
東暑子[アズマアツコ]
1973年、北海道生まれ
出口治明[デグチハルアキ]
1948年、三重県生まれ。立命館アジア太平洋大学名誉教授・前学長。ライフネット生命保険創業者。京都大学法学部卒。日本生命入社後、ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを務める。2006年に退職。同年、ネットライフ企画株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命保険株式会社に変更。2018年立命館アジア太平洋大学(APU)学長、2024年より同現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



