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出版社内容情報
【目次】
内容説明
音を視覚化したドラクロワ。カラヴァッジョが遺したメロディー。ベートーヴェンの恐ろしいソナタ。破天荒なヘンデルのコンサート。夢幻の中に描かれたシューベルト。死しても響くオルフェウスの歌声。ハプスブルク家終焉のワルツ。画家たちが遺した「音」を読み解く!「美術展ナビ」連載を書籍化!オールカラー45作品掲載。人を狂わせるソナタ、一本弦のヴァイオリン、怪物の美声…絵画から溢れる「音」を聴く。ベストセラー『怖い絵』の著者による新たな試み。
目次
絵画で音を出す
鳥女の歌声
神話の産物
音楽のエロス
死の音楽
楽器の象徴性
庶民の楽器
描かれた楽譜
オペラ歌手
ダンス音楽
音楽の拷問
富裕層のサロンコンサート
王の音楽事情
中産階級の家族コンサート
野外コンサート
フェルメールと音楽
子どもと音楽
著者等紹介
中野京子[ナカノキョウコ]
作家、ドイツ文学者。北海道生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。西洋史やオペラ、絵画などの芸術に関する深い知識をもとに、アートエッセーの執筆や講演など幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
読特
46
竪琴、ヴァイオリン、リュート、オルガン、トランペット、三味線、ハーディ・ガーディ、バグパイプ、クラリネット、フルート、ピアノ、チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ラッパ、ドラム、チェンバロ、そしてヴォーカル。歌って、踊って、演奏して。猫も、子供も、画家も、作曲家も、神も、天使も、鳥女も。静止している絵に描かれた楽器と楽譜。音は聞こえずとも、メロディが目の奥で流れている。「見る」と「聴く」が思考のどこかでつながっている。17章に渡って読み解く「音楽の秘密」。頁を捲り直し、その音色をもう一度味わってみる、静かに。2026/02/02
Nat
37
図書館本。音楽と名画というテーマだと作品が限られてしまい、少し物足りない感じがした。ゴヤのアルバ公爵夫人の絵は有名だが、ご主人のアルバ公爵の絵は初めて見た。2026/02/01
星落秋風五丈原
13
音楽にまつわる絵。2026/02/08
XX
10
絵画に描かれた音楽、ということで筆者には珍しく軽やかで明るい内容。音楽を絵画で表現するのではないのが、画家の矜持を感じさせて面白い。音楽を感じさせる緊迫した場面、楽器をめぐる風景、音楽に携わる者の人物画や音楽を楽しむ人々の風俗画等々。画家自身がデザインをしたというオペラ歌手シャリアピンの緻密に描かれた豪華な衣装とそれに負けない本人の風格には圧倒される。また音楽を楽しむ人々の空気感が伝わる風俗画の数々も良かった。「モリスカダンス」もリストのコンサート会場もロシアの作業小屋(「楽しいひととき」)も。2026/02/02
スエ
8
中野先生の大ファンでして、新作を見かけたらなるべく買うようにしてるのですが…。衝撃だった「怖い絵」の発売から20年近くがたち、さすがにそろそろネタが切れてきた感が否めませんでした。他作品と紹介絵画がかぶらないようにしてくれるのはありがたいものの、結果マニアックなほうに寄ってしまい、作品ごとのエピソードの掘り下げが浅く、短くまとめすぎな気がして。名画と音楽の関係性をテンポ良く紹介してくれるので、入門書としては良いかもですが。。いつものしびれる語り口とは、ちょっと遠い気がしてしまいました。2025/12/28
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