内容説明
高山右近、小西行長、蒲生氏郷、大友宗麟、古田織部ら「十字軍」を従えた茶聖。そこに「伴天連追放令」が発せられた―。
目次
1章 イエズス上陸(茶室と祈り;時代の感覚;堺の日常 ほか)
2章 信長、秀吉と利休(破局への序曲―本能寺クーデター;石高はなかった;禁中茶会 ほか)
3章 利休の死(島津攻撃の出陣式;裏切りの伴天連追放令;ローマ・カソリックの武力時代 ほか)
著者等紹介
加治将一[カジマサカズ]
札幌生まれ。米国でビジネスを手がけ、帰国後、執筆活動に入る。『借りたカネは返すな!』(アスコム)がベストセラーに。明治維新の裏面を描き、坂本龍馬暗殺犯を特定した『龍馬の黒幕』(祥伝社文庫)は、テレビで4度映像化された。大学、企業、経済団体などでの講演も好評を博す。世界有数のアンティーク・コインのコレクターでもある。2017年夏、初監督・脚本映画「龍馬裁判」を公開した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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それいゆ
28
以前、加治さんが小豆島に来島されたときに、キリシタン関連遺物をご案内しました。P67には、中山地区に残るキリシタン灯籠とハート形の手水鉢の写真を載せていただいています。手水鉢は聖杯を表していると紹介されています。灯籠や手水鉢がキリシタン遺物かどうかは不明で謎ですが、この本で紹介される加治さんの推測は、壮大なロマンです。利休がキリシタンだったかどうかはあまり意味がないのかな?とも考えます。利休クーデター説を始めとして二流週刊誌に掲載されるのが似合っているような内容ばかりですが、とても面白かったです。2020/04/24
おおとろ|内省的ストーリーテラー
4
☆☆☆☆ 再読2024/12/17
たまりん
4
とても面白かったのですが、この内容を信じるか?信じないかはあなた次第!!という感じですかね。2020/06/27
Yoshi NAK
2
加治さんの説はいつも面白い。 タイムマシンに乗って当時の街に行ってみたい。2022/02/06
Koh_Iwaki
2
なかなかに面白い。かなり大胆な推理でコロンボかポアロです。でも、まぁ、確かにキリシタン大名のまとめ役だったのではないかとか、伊達が最後に恭順したのは何故かとか不思議なことは多々あるのでこういう推理はあざとく際どいけどホントかなと思うと楽しくなります!2020/03/26
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