最強モンスター井上尚弥はこうして作った―５人の世界チャンピオンを育てた大橋流マネジメント術

大橋 秀行【著】

祥伝社（2019/12発売）

• サイズ 46判／ページ数 193p／高さ 19cm
• 商品コード 9784396617127
• NDC分類 788.3
• Cコード C0095

内容説明

ＷＢＳＳ決勝で勝利し、世界最強のチャンピオンに輝いた井上尚弥。尚弥は大橋ジムに入門時から「原石」ではなく「光り輝く宝石」だった。その光り輝く宝石をさらに磨き上げ、尚弥は今まさにモンスターへと進化した。大橋会長がいかにして尚弥を磨き上げたか、その秘密が明かされる！

目次

輝く者をさらに磨き上げる
第１章　輝く宝石の光をさらに鋭く…「モンスター」マネジメント
第２章　ジム経営者という「自分」をマネジメントする
第３章　ボクシングに学んだ普遍的な「人間力」の作り方
第４章　川嶋勝重のケース―才能を見つけて伸ばすための「原石」マネジメント
第５章　八重樫東のケース―ポテンシャルを引き出して輝かせる「金の卵」マネジメント
第６章　今の自分を作った原点…自分自身を振り返る

著者等紹介

大橋秀行［オオハシヒデユキ］
大橋ボクシングジム会長。１９６５年、神奈川県横浜市生まれ。横浜高校２年でインターハイ・モスキート級制覇。専修大学１年時にオリンピック予選で敗退したのを機に中退、プロに転向。ＷＢＣミニマム級王者、ＷＢＡミニマム級王者を獲得。引退後、大橋ボクシングジムを開き指導者として川嶋勝重（ＷＢＣスーパーフライ級）、八重樫東（ＷＢＡミニマム級、ＷＢＣフライ級、ＩＢＦライトフライ級）、宮尾綾香（ＷＢＡ女子ライトミニマム級）、井上尚弥（ＷＢＣライトフライ級、ＷＢＯスーパーフライ級、ＷＢＡバンタム級）、井上拓真（ＷＢＣ世界バンタム級暫定王座）を育てる。２００７年４月より東日本ボクシング協会会長、２０１０年４月より日本プロボクシング協会会長を２０１６年３月まで務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yuuki.]

表紙にデカデカと書かれているタイトルから期待される、井上尚弥の話は最初だけで、タイトルの小さい文字の部分のマネジメント術の話がメインかな。本人の現役時代の経験や井上、川嶋、八重樫などがチャンピオンになるまでの話がいろいろと。小さい頃からボクシングは好きだけど、試合以外はせいぜい選手の練習に密着した番組くらいしか観たことなかったので、マッチメイキングの仕方やジムの会長としての選手のサポート法なんかは初めて知る話ばかりで面白かった。大橋会長の肩書ネーミングセンスも素晴らしい。

2020/02/07

[私的読書メモ3328]

まず注意点として、タイトルに掲げられた「井上尚弥」はあくまで商品的な看板で、彼についてのエピソードは半分もありません。実際の内容は、作者のジム経営者としての自伝兼持論です。朴訥とした語り口で、密度の濃さは感じないのですが、実体験を交えたその内容には頷かされるものも多かったです。

2020/03/24

[森田健作]

サラッと読了。ボクシング好きなら楽しく読める本。

2020/02/19

[たかぼう]

う～ん少し題名と内容の乖離が大きいような⁉️井上の内容は薄く、ジムの発足から初期のチャンピオン誕生迄が多く、以前出した本の焼き直し？？？？と思いました。その題名で入れば内容は悪くないので、たいへん残念🐀騙されたように感じるのは私だけ？🐀

2020/08/22