変調「日本の古典」講義

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変調「日本の古典」講義

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396616335
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0030

内容説明

思想家・内田樹と能楽師・安田登。異才の二人が語り尽くす。日本文化の奥の底のさらに奥へ!能、論語、古事記…あまりに濃厚な対談講義。

目次

第1章 身体で日本を読む―二重構造の日本文化(鵺;滅びし者の物語 ほか)
第2章 古典を身体で読み直す―論語、六芸、「うた」の力(論語を身体で読む;白川静と孔子 ほか)
第3章 身体感覚で考える―中世の身体技法にあるヒント(脳と身体;中世の身体 ほか)
第4章 教養を身体化する―日本人は何をもって日本人たることができるのか(道徳と常識;法家のリアリズム ほか)
第5章 「共身体」を形成する―「個」を超えるために(張良の沓;サインを感受するセンサー ほか)

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年東京生まれ。思想家、武道家、神戸女学院大学名誉教授、合気道七段、多田塾甲南合気会師範、凱風館館長。専門のフランス現代思想のほか教育論、社会論、文化論、武道論など著書多数。約20年にわたり観世流シテ方の下川宜長師のもとで能楽の研鑽をつむ。2011年に神戸・住吉に道場と能舞台を兼ねる学塾「凱風館」を創立。著書に『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書、第6回小林秀雄賞受賞)、『日本辺境論』(新潮新書、新書大賞2010受賞)他多数。2011年4月に多ジャンルにおける活躍を評価され、第3回伊丹十三賞受賞

安田登[ヤスダノボル]
1956年千葉県生まれ。下掛宝生流ワキ方能楽師。元ロルファー。高校教師時代に能と出会う。ワキ方の重鎮、鏑木岑男師に27歳で入門。現在は、能楽師のワキ方として国内外を問わず活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を東京を中心に全国各地で開催。能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演も行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Homo Rudolfensis

31
☆4.7 「おわりに」でも言われていましたが、こういう内容の本だった、と説明するのがとても難しいです。ですが、安田さんの言うように、それで良いのでしょう。何かのテーマの下の対談、というより対談した結果「日本の古典」というテーマにまとまった、という感じがします。まあまとまりきっていないんですが。データを示せ!論理的整合性はどうなっている!という考えから自由になって語られているので、自然と読者の方も自分の知識をフル稼働してお二人の対談に参加しようとしてしまい、濃密な読書体験となることでしょう。2022/02/05

さきん

21
能について。古代の社会模様が見えてくる。孔子や共感覚あたりで、本人は見えたでしょうという感じに話が盛り上がってしまって、そういう所はオカルト。でも能に込められた技能が高いので武士階級のみ舞うことが許されたという説明は面白いと思った。2018/01/08

allite510@Lamb & Wool

16
「能」を中心に中世の芸能、音楽、武道、神事など、身体運用を通じて「異界」へアクセスする方法をバカ話スレスレで語る、エクストリーム綱渡り対談。お二人の対話は無茶苦茶楽しそう。個人的な関心領域にズバリなところもあって始終ワクワクしっぱなしでした。 博覧強記だからこその、話の飛躍と曝発力は爆笑を誘うほど爽快だが、安易に鵜呑みにするとキケンなポイントも多数。一方「良導体としての身体」や「共身体」など、覚えておくと(個人の思索上)おトクなワードも多数収録。異界に繋がる扉は自分の身体の中にある。ワクワク。2018/03/14

nakmas

14
身体性がないと薄っぺらくなるのはわかっている。 だから何かをしながら、本を読む。そうすると、思考や行動に厚みが出て、周りの人のためになることもでてくる。 自分にとっての「何か」は音楽なんだと思う。今のところ。 2018/07/18

Ryuya Matsumoto

12
 興味深いお話ばかり。日本人なのに日本の古典について全然知らないのはもったいない。学生時代にもう少しちゃんと勉強しておけばよかったなあ。2018/03/25

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