内容説明
なぜ『おくのほそ道』は日本人の心にしみ入るのか。芭蕉の生涯の集大成にして日本文学史上の最高傑作は、いかにして生まれたか。創作の裏側をたどり、芭蕉がかけた思いのたけを探る。
目次
第4部 おくのほそ道―江戸から平泉へ(百代の過客;行く春や;草加の宿;同行曾良 ほか)
第5部 おくのほそ道―平泉から大垣まで(山刀伐峠;清風;蝉の声;最上川 ほか)
第6部 芭蕉におけるミクロとマクロ(永遠)
著者等紹介
栗田勇[クリタイサム]
昭和4年(1929)東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒、同大学院修了。フランス象徴主義の研究、本邦初のロートレアモン全集個人訳を皮切りに、文学・演劇・美術等の分野において、創作・評論活動を展開。昭和52年(1977)『一遍上人』(新潮社)で芸術選奨文部大臣賞受賞。平成11年(1999)、紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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