希望のレール―若桜鉄道の「地域活性化装置」への挑戦

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希望のレール―若桜鉄道の「地域活性化装置」への挑戦

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396615765
  • NDC分類 686.217
  • Cコード C0034

出版社内容情報



山田和昭[ヤマダカズアキ]

内容説明

外資系IT業界から過疎の町へ乗り込んだ“鉄ちゃん社長”の戦略と戦術。小さな会社の大きな実験はなぜ成功したのか。

目次

1 そしてSLは走った―地域を挙げての「社会実験」は、なぜ成功したのか(“里帰り”したSL;鉄道遺産が「物語」の幕を開ける ほか)
2 好きなことを仕事にする―“鉄ちゃん社長”の誕生(公害問題が“鉄ちゃん”への入口だった;なくなる路線を見ておきたい ほか)
3 地方だから、できること―「地域活性化装置」を目指して(情と理―「地域」と「都会」の文化の違い;「誰もが何でもやる」社内文化 ほか)
4 希望のレール―人をつなぐ、地域をつなぐ、時代をつなぐ(営業とマーケティング;事業戦略をフローで小分けに考える ほか)

著者等紹介

山田和昭[ヤマダカズアキ]
若桜鉄道株式会社代表取締役社長。1963(昭和38)年、東京生まれ。早稲田大学理工学部工業経営学科卒。1987年からIT業界でシステム開発営業や、プロダクトマーケティング、カスタマーマーケティング、コーポレートマーケティングなどに携わる。外資系IT企業を退職後、幼少期から関心のあった鉄道に目を向け、2012年8月、秋田県の第3セクター・由利高原鉄道のITアドバイザーに就任。その実績を元に2013年、地域鉄道の業務支援を行なう合同会社日本鉄道マーケティングを設立。翌2014年に若桜鉄道の公募社長に応募し、9月に就任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

18
巷にありがちな、単純な地域おこしとは、まったく似て非なる物語。立派なビジネス書でもある。現状、環境をきっちりと分析したうえで、地域住民の力や県・市・町、各種企業との連携など、ストーリーが描かれている。山田社長の前職での経験が活きているとはいえ、それだけではないものがある。それは、鉄道への思いと、永続することを念頭においていることかもしれない。それにしても、隼駅でのお祭りは、行ってみたいと思う。2017/10/01

さすらいのアリクイ

14
鳥取県内を走る鉄道、若桜(わかさ)鉄道の社長さんが社長になるまでの経歴、若桜鉄道の社長に就任後にチャレンジしたことなどが書かれた本。兵庫県内の町からSLを譲り受け、走れるかどうか検査し、社会実験としてSLを走らせたことが本の巻頭でのお話。そこからその実験の意味や狙いについてや、地方の小さな鉄道会社は情報発信や商品開発などであれこれの変わり種を仕込む必要があるというお話へ。アイデアの出し方、周囲の巻き込み方などを実際に行ったイベントを例に出しながら説明する部分もあり。マーケティングの本でもあるのかなと。2018/02/21

西澤 隆

5
田舎町に住む僕にとって「まちおこし」は身の回りで日々行われていること。でも一方で人は減り、熱気はどんどん薄まっていく。つまり「事例は山のようにあり、成功事例を見る事は少ない」話なのだ。山田さんにとってはこの本も若桜鉄道のブランディングなのだと思う。きっと大変なこともうまくいかないこともたくさんあるんだろうけれど、読んだ僕はしっかり胸が熱くなり、現地で乗ってみたくなり、そして自分も何かやりたくなる。マーケのプロが数字で田舎を騙すのではなく自分の技術を使って多くの人にさらに夢を見せる。こういう仕事、いいなあ。2016/09/29

Aby

4
交通は,住む人にとっては命綱である.中山間地域では,利用者が減って,その命綱がやせ細る.通勤・通学で利用できなくなると人が減る.悪循環.とはいえ,「でも自動車の方が便利だから」と言って使わないのも,そこの住民なんですよね.若桜鉄道は,地域の皆さんと一緒に生き延びて欲しいです.2016/11/01

ちゃいこ

4
苦境に立たされているローカル私鉄でも、様々な工夫でこんなにいろんなチャレンジができるとは。一度乗りに行ってみたい。2016/10/26

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