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「新しい日本人」が創る2015年以後

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784396615079
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

出版社内容情報

今、世界は嵐の前の静けさの中にいる。
安倍首相の各種政策による地固めが終わり、来年(2015年)から日本は楽しく、強くなってゆくだろう。そして日本がその静けさを打ち破り、リーダーとして世界を激しく動かしてゆくようになる、と著者は予測する。
そんな日本を導いてゆくのは新しいタイプの日本人たち。彼らは世界に対して劣等感がなく、複線思考でものごとを考え、教養がある。世界史を日本人の目線で語ったり、巨大メディアに個人で立ち向かったりする、強い人間だ。彼らは旧い人とはどう違うのか、なぜ出てきたのか。
そしてその先にある未来の日本はどんな国なのか。本書は日本が新しい時代を迎えるにあたって、国民としての心構えを説く一冊である。

【著者紹介】
日下公人(くさか・きみんど)1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。評論家。日本長期信用銀行取締役、ソフト化経済センター理事長、東京財団会長などを歴任。現在、日本財団特別顧問。三谷産業監査役。原子力安全システム研究所最高顧問。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。正確な未来予測には定評がある。著書に『いま日本人に読ませたい「戦前の教科書」』(祥伝社)、『優位戦思考で世界に勝つ』(PHP研究所)など多数。

内容説明

新しいタイプの日本人が世界とこの国をリードする。世界史を日本人の視点で語るビジネスマン、パソコンひとつで巨大メディアに勝つジャーナリスト、日本人には説明不要の美しさを備えたスケーター、文章だけでなく映像など多彩な表現法を駆使する評論家…なぜ彼らは出現したのか。高度な知性と教養を持つ大衆、「複線構造」の社会―この国が新時代の幕を開ける。

目次

序章 2015年から日本は楽しく、強くなる
第1章 新しい日本人が出てきた
第2章 日本は「複線」でできている
第3章 これからは「ストーリー」が必要になる
第4章 世界から見た日本の美点
第5章 二十二世紀型の日本人になるために

著者等紹介

日下公人[クサカキミンド]
1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。評論家。日本長期信用銀行取締役、ソフト化経済センター理事長、東京財団会長などを歴任。現在、日本財団特別顧問。三谷産業監査役。原子力安全システム研究所最高顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

27
文体が何となく上から目線っぽいけど。新しい日本は、学校で教わった常識と異なる。成績がよく頭が固くなった人ほど反発が大きい(16頁)。日本社会の地殻変動に耐えられない学校秀才か。風向きが変わり、安倍外交は優位戦思考による日本発の提案と発言(23頁)。新しい日本人は、①秀才でない、②優位戦思考、③今までにない感性の持ち主、④ストーリーで表現する(42頁)。(エリートではある)和田秀樹氏は、教授に排斥されても、這い上がって日本が多様化していることを実証している(57頁)。 2015/11/16

T坊主

10
6時間程で読んだ。1)新しい日本人が出てきた。文章だけ、知識受け売りの人はダメになる。所謂勉強秀才、一番遅れているのが彼ら。2)権威にとらわれない日本人。3)日本は多様化、多重化の社会。4)アカデミズムからプラグマテイズムへ 5)革新とは国有財産泥棒。6)進歩もイノベーションも怪しい。7)社会の本質的な姿を直視しないで理想論だけは危うい。8)新しい時代にはいった時、歴史は東洋、西洋、日本と三つ並べた方がいい。9)日本人は直観が他国より発達している。官僚主導の単線思考は歴史的使命を終えた。2015/08/15

だろん

5
グローバリズムからローカリズムへ、メガバンクからまた信用組合や頼母子講へ…w  脱亜入欧から敗戦を経てジャパンアズNO1、日本異質論から2番めの敗戦を経てグローバルスタンダードへ…しかし、グローバリズム自体の行く末に希望はなさそうだと日本人も世界中も気付き始めた。ここで、本来のアイデンティティをやっと懐古ではなく、保守し始めたこれからの日本人というところでしょうね。長い道のりだったけど、コンドラチェフサイクル的にも今度こそだネ!2015/02/01

ぷれば

5
新しいタイプの日本人が世界とこの国をリードする…をテーマとした本。アララ!?日頃あたりまえにしていたこと、考えてきたこと、自然に身についてかたこと等々、ちっともあたりまえなことではなく、実は日本の国と人、歴史が紡いできた懐広く深く、しかも幾重にもヒダのある素晴らしい宝のようなモノ。世界中がグローバル化のはてに、疲弊し自信喪失状態の中で、日本の果たす役割とは何か。本書で紹介されている本は、手にとってみたい。2015/01/26

伊勢田和良

2
日下公人さんの「新しい日本人が作る2015年以後」を読みました。 日本と日本人の現状と将来についての予測と提言です。 日下さんはもう84歳ですが、思わず膝を打ちたくなるような新鮮な発想、深い洞察力には驚かされるばかりです。 数年前の著作を読めば、予測の正確さがよくわかります。 新刊が出れば即購入する数少ない著者です。 70年代~90年代にサヨクチックにガラパスゴ化した日本のマスコミ、言論界にあって世界と将来を見据えてた視点で政治・経済・時事について所論を展開して活躍した竹村健一、渡部昇一、長谷川慶太郎さん2015/01/07

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