出版社内容情報
今、世界は嵐の前の静けさの中にいる。
安倍首相の各種政策による地固めが終わり、来年(2015年)から日本は楽しく、強くなってゆくだろう。そして日本がその静けさを打ち破り、リーダーとして世界を激しく動かしてゆくようになる、と著者は予測する。
そんな日本を導いてゆくのは新しいタイプの日本人たち。彼らは世界に対して劣等感がなく、複線思考でものごとを考え、教養がある。世界史を日本人の目線で語ったり、巨大メディアに個人で立ち向かったりする、強い人間だ。彼らは旧い人とはどう違うのか、なぜ出てきたのか。
そしてその先にある未来の日本はどんな国なのか。本書は日本が新しい時代を迎えるにあたって、国民としての心構えを説く一冊である。
【著者紹介】
日下公人(くさか・きみんど)1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。評論家。日本長期信用銀行取締役、ソフト化経済センター理事長、東京財団会長などを歴任。現在、日本財団特別顧問。三谷産業監査役。原子力安全システム研究所最高顧問。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。正確な未来予測には定評がある。著書に『いま日本人に読ませたい「戦前の教科書」』(祥伝社)、『優位戦思考で世界に勝つ』(PHP研究所)など多数。
内容説明
新しいタイプの日本人が世界とこの国をリードする。世界史を日本人の視点で語るビジネスマン、パソコンひとつで巨大メディアに勝つジャーナリスト、日本人には説明不要の美しさを備えたスケーター、文章だけでなく映像など多彩な表現法を駆使する評論家…なぜ彼らは出現したのか。高度な知性と教養を持つ大衆、「複線構造」の社会―この国が新時代の幕を開ける。
目次
序章 2015年から日本は楽しく、強くなる
第1章 新しい日本人が出てきた
第2章 日本は「複線」でできている
第3章 これからは「ストーリー」が必要になる
第4章 世界から見た日本の美点
第5章 二十二世紀型の日本人になるために
著者等紹介
日下公人[クサカキミンド]
1930年、兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。評論家。日本長期信用銀行取締役、ソフト化経済センター理事長、東京財団会長などを歴任。現在、日本財団特別顧問。三谷産業監査役。原子力安全システム研究所最高顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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