私に1分間時間を下さい!―NHK紅白歌合戦での真実

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396614805
  • NDC分類 699.66
  • Cコード C0095

出版社内容情報

あの伝説の一言の真相は?
NHK元アナウンサーが
初めて明かした「伝説の紅白」の舞台裏と真実!

いま初めて明かされる伝説の番組の舞台裏
著者はNHK在職中、「こんにちわ奥さん」「歴史への招待」「クイズ面白ゼミナール」等、数々の人気番組の司会を担当し、「視聴率男」と持て囃された名アナウンサー。人気絶頂だった昭和58年から60年まで、3回にわたって紅白歌合戦の白組司会者に起用されると、1曲紹介ごとに衣裳を着替え、メガネを取り替えるなどして全国の茶の間の注目を浴びた。中でも59年、紅白を歌手生活最後の舞台とすると宣言していた都はるみに歌唱後にアンコールを希望し、そのとき発した「私に1分間時間を下さい」という言葉は、当時の流行語にまでなった。
放送以外でも、エッセイ『気くばりのすすめ』を初め、数多のベストセラーを世に送ってきた著者だが、放送局在職中から退職後25年の今日に至るまで、自らの信条のもとにNHKの内情や番組について筆にすることは一切なかった。本書は80代半ばとなった著者が初めてその禁を破り、あの伝説の紅白歌合戦の舞台裏を明らかにした注目の記録である。
あの時なぜNHKは自分を司会者に据えたのか? あのヒンシュクを買った演出―奇抜な衣裳とメガネの早替りを決行した理由は? そしてあの「私に1分間~」はアドリブだったのか、用意されたセリフだったのか……。テレビ放送開始60周年の記念すべき年の掉尾を飾る、話題必至の1冊!


1章【昭和58年(1983)】革命の紅白 
2章【昭和59年(1984)】情熱の紅白 ―この章を故・森光子さんに捧げます―
3章【昭和60年(1985)】空白の紅白 ―この章を森昌子さんに贈ります―
[付録]【昭和61年(1986)】黒白のカーテンコール

【著者紹介】
1929年、東京生まれ。都立九段中学(入学時は第一東京市立中学)、弘前高校を経て、東北大学文学部美学美術史学科を卒業。52年NHKに入局、以後TV放送の黎明期から36年間アナウンサーとして活躍。放送では台本やメモは一切持たず、その驚異の記憶力と職人芸で「NHKの歩くコンピューター」の異名を取る。著書も多数あり、なかでも『気くばりのすすめ』(82年講談社刊)は大ミリオンセラーとなり鈴木人気は沸騰した。83~85年、3回にわたって紅白歌合戦の白組司会を担当し、話題をまく。88年に定年退職後、熊本県立劇場館長(1988~ 98年)、青森県立図書館長(1998~ 2004年)を務め、その間、地方文化振興、障害者支援、読書普及活動などに情熱を注ぐ。2004年、満75歳を期にすべての職を辞し、現在は「老後」を満喫している。近著に『人間の光沢』(祥伝社刊)、『心づかいの技術』(新潮新書)など。

内容説明

著者はNHK在職中、数々の人気番組の司会を担当し、「視聴率男」と持て囃された名アナウンサー。人気絶頂だった昭和58年から60年まで、3回にわたって紅白歌合戦の白組司会者に起用されると、1曲紹介ごとに衣裳を着替え、メガネを取り替えるなどして全国の茶の間の注目を浴びた。中でも59年、紅白を歌手生活最後の舞台とすると宣言していた都はるみに歌唱後にアンコールを希望し、そのとき発した「私に1分間時間を下さい」という言葉は、当時の流行語にまでなった。本書は80歳代半ばとなった著者が、あの伝説の紅白歌合戦の舞台裏を明らかにした注目の記録である。あの時なぜNHKは自分を司会者に据えたのか?あのヒンシュクを買った演出―奇抜な衣裳とメガネの早替りを決行した理由は?そしてあの「私に1分間~」はアドリブだったのか、用意されたセリフだったのか…。テレビ放送開始60周年の記念すべき年の掉尾を飾る、話題必至の1冊!

目次

1章 「昭和五十八年(一九八三)」革命の紅白(「主任教授」と呼ばれた絶頂期;若くて威勢のいいのがゴマンといるだろう ほか)
2章 「昭和五十九年(一九八四)」情熱の紅白―この章を故・森光子さんに捧げます(いくら江戸っ子でも早合点が過ぎた?;活字マスコミに目の仇にされた理由 ほか)
3章 「昭和六十年(一九八五)」空白の紅白―この章を森昌子さんに贈ります(挨拶をお願いします、一分間でもいいですから;二つとも五九秒でしたァ ほか)
付録 「昭和六十一年(一九八六)」黒白のカーテンコール(正月早々、縁起でもない;年末年始に仕事は入れないでくれ ほか)

著者等紹介

鈴木健二[スズキケンジ]
1929年、東京生まれ。都立九段中学(入学時は第一東京市立中学)、弘前高校を経て、東北大学文学部美学美術史学科を卒業。52年NHKに入局、以後TV放送の黎明期から36年間アナウンサーとして活躍。88年に定年退職後、熊本県立劇場館長(1988~98年)、青森県立図書館長(1998~2004年)を務め、その間、地方文化振興、障害者支援、読書普及活動などに情熱を注ぐ。2004年、満75歳を期にすべての職を辞し、現在は「老後」を満喫している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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山吹

0
気持ちはわかるけど、なんだかぐちを聞かされている感じがして読んだ後の気分があまりよくなかった。2014/04/19

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