目次
まえがきに代えて 子どもを力強く育てる父親の「背中」
第1章 お父さんだからこそできる子育てのレーダー役
第2章 「失敗する力」をバネに成長する力を育てる
第3章 「工夫する力」で動態思考力を鍛える
第4章 「挑戦する力」で苦手の壁もラクラク
第5章 「自立する力」を育むお父さんのひと押し
第6章 子を伸ばす夫婦コミュニケーション力の磨き方
付録 これだけは言ってはいけないNGワード集
あとがきに代えて わが子の25歳の背中を輝かせるために
著者等紹介
吉本笑子[ヨシモトショウコ]
「花マル笑子塾」主宰。25年以上にわたり、中学進学の指導を行なっている。テストなどの目先の数字にとらわれることなく、子どもが社会に出てからも通用する「本当の学力」を育成するために、母親が子どもに寄り添って実践する「先行体験」を提唱。母親向けの講習会「お母さんの勉強室」を開講し、先行体験の具体的な方法を説く。カウンセリングは3カ月以上待ちの状態で、「行列ができる教育カウンセラー」と呼ばれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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fantajima
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お父さんが子供に対して教えてやれること、使命とは つかず離れず、微妙な距離を保ちながら子供を見つつ、 社会で生きていくための「生き方」を教える、ということを基本に、どうやって子供と接していけばいいのかということを解説している書籍です。ここからは個人的な意見ですが、何事もできる親はその遺伝子が子に与えられるからと思いがちだが、親の日常の習慣や生活を見続けたからこそ、その子供にも大きく影響を与えるのだなとこの書籍を読んであたらめて感じました。2017/08/10
チップスター
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大局観?2015/11/14
Yakmy
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子どもの努力を認めて、失敗を受け入れ、共にチャレンジする姿勢を見せる姿勢の大切さが本書を貫くテーマ。近視眼的に陥らず、将来を見据える。(著者は25歳のころの子どもの姿をイメージして、という)それができるのは、普段から子ども一緒にいる母親ではなく、適度な距離感を持った父親だという。現実的に仕事が忙しい、時間がとれない、それは父親としてはだめだ!とはいわずに、ならば、朝ご飯の時に少し話したら?メッセージカードを作ったら?とコミニケーションをとる方法を提示し、今できることが書かれている。2016/03/15
ぷるぷる
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どさくさに紛れて妻に対しての対応というか扱い方が書いてあるがこれを採用するのはチト難しいが結構気付かされる言葉もあって参考になる。できないお父さんを見せて子どもの挑戦意欲をかき立てるというので「お父さんにもわからないなぁ」ってのは便利である。尚、成績の良い子の家庭では夫婦が互いに相手の意見を求める会話をしているらしい。家族の会話のファシリテーションも父親の役目らしい。辛いねぇ。 2012/12/19
どっち
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「お父さんは二人目のお母さんになってはいけない」と著者は「イクメン」を危惧する。母と父はそれぞれの立場(母は懐中電灯目線、父はレーダー目線)で子どもを見て、声をかけるべきだと。父は子どもの将来の人生を見据え、自分で考える力、問題を乗り越える力、他人を思う力を育ててあげる目的で声をかけるべき。 たまに出てきて母と小言を繰り返したら、そりゃあ子どもに嫌われるよね。2012/08/11