内容説明
「脳」と「こころ」の本質を知れば、ビジネス、勉強、スポーツ、勝負、人間関係が劇的に変わる。「こころ」はどう生まれ、どう育つのか?―脳医学の見地から、はじめて解説。
目次
序章 こころとは何か?
1章 疲れない「脳とこころ」をつくる―「同期発火」の力
2章 本番に強い「こころ」をつくる―「統一・一貫性」と「ゾーン」を使う
3章 落ち込んだ「こころ」を立て直す―「自己報酬神経群」と「仲間になりたい本能」がやる気を生む
4章 「こころ」が記憶力や集中力を高め、独創的なアイデアを生む―「ダイナミック・センターコア」を連動させる
5章 大きくて強い「こころ」に変わる!自分の殻を破る―脳は損得勘定が嫌い
6章 困難の壁にぶつかったら―「違いを認めて共に生きる」本能を磨く
著者等紹介
林成之[ハヤシナリユキ]
脳神経外科医。日本大学大学院総合科学研究科教授。1939年富山県生まれ。日本大学医学部、同大学院医学研究科博士課程修了後、マイアミ大学医学部脳神経外科、同大学救命救急センターに留学。93年、日本大学医学部附属板橋病院救命救急センター部長に就任。救急医療の現場で、数々の画期的治療法を開発して大きな成果をあげる。なかでも脳死寸前の患者の生命を救った「脳低温療法」は、世界にその名を知られる大発見となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hina Tomiishi
2
脳の知識がなくとも、わかりやすく納得しながら読むことができた本能をうまく生かすことで、上手く生きることができるのかもしれない2016/10/03
藤山 博史
1
●同期発火現象=恋愛、協力、感動などを生む神経の活性化活動●同期発火を起こす要素①相手の脳に入る②共通目標③互いを好きになる④互いを尊敬●相手の脳に入るためには、相手の言葉を直接繰り返し使う●”好き””おもしろい”で脳も心も疲れない●パフォーマンスを担保する秘訣⇒統一性・一貫性。普段と同じ場所だと脳に錯覚させる。イチローゾーン●ゾーンに入る=自分から半径70cmの範囲●脳の限界値130%●勝ち方に拘る●記憶⇒体験記憶へ。30分学習15分復習●忘れる事でさらに記憶が強固になる2019/04/04
じんちゃん1196
1
なるほど。本来個人競技であるはずの水泳だが、北京当時の日本代表のチームワークを思い出すと、この先生の影響を確かに感じる。モチベーションやコーチングの理論やスキルが脳機能と結びつけられていて、納得感が高い。 2015/06/07
tatsuya.m
1
とても分かりやすく、実践していこうと思える内容が詰まっています。人間に備わっている本能とうまく付き合っていくことで、幸せな生活を送れるようになるんですね。「自分でやってやろう」、「誰かのために役に立ちたい」という本能がやる気を生むということや、「違いを認めて共に生きる」という本能の話、3日間置くことで冷静になるという話と実践できる話がたくさんありました。2014/02/19
宇井
1
私が「できる」と思う人はそういえばいつも楽しそうだと思いました。考え方をを前向きにするだけなら思っているよりも簡単かも。2013/02/05
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- 和書
- ふたごのまるまるちゃん