ユダ〈下〉―伝説のキャバ嬢「胡桃」、掟破りの8年間

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784396613372
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

歌舞伎町の話題の新店でオープンキャストとして働き始めた「胡桃」。当時の歌舞伎町では、「オレオレ詐欺」「闇金」業者が闊歩していた。ヤクザの組員などとの交流の中で、彼女自身もアウトローの世界へと引きずり込まれていく。「女ヤクザ」「悪魔」と呼ばれながらも、歌舞伎町で栄華を極めた。すべては「金」そして「欲」のため。嘘と裏切りの日々を繰り返し、何千万もの金を客たちに貢がせ、ある者は破産した。それでも心は満たされない。そんな中、若くしてアウトロー世界を牛耳っていたある男と出会う。好きになってはいけない、彼は客なのだから…葛藤の中、彼は突然行方をくらます。そして「胡桃」は衝撃的な事実を知らされる。歌舞伎町から六本木に移籍後も、相変わらず伝説を創り続けていった孤高のキャバ嬢。その運命を変えたものは―。

目次

第4章 栄華(サイレン;ギャンブル;王様と私;とち狂った金銭感覚;三つの人格;夏の通り雨)
第5章 約束(旅;バトル;ケイト;依存;去りゆく人;企み;誤算;見えない未来)
第6章 告白(ギロッポン;愛すべき極太客;バレンタイン;タンポポ;悪魔の囁き;君のとなりで)

著者等紹介

立花胡桃[タチバナクルミ]
1981年11月7日生まれ。埼玉県春日部市出身。18歳の時にスカウトされ、キャバクラ勤務を始める。最初は地元、大宮で働いていたが、後に歌舞伎町に進出。在籍した店では常に不動のNo.1の座に君臨する。非道なまでのオラオラ営業で、「悪魔」「女ヤクザ」の異名をとり、ピーク時の週給は200万円(月収800万円)。1日1000万円という売上を叩き出したことも伝説のうちのひとつ。歌舞伎町から六本木の高級キャバクラに移籍した後も、変わらずNo.1のまま、伝説を創り続ける。カリスマキャバ嬢として、テレビ(TBS系『中居正広の金曜日のスマたちへ』『ランク王国』)や雑誌など、様々なメディアにも取り上げられた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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わか

50
少し文章に稚拙なものを感じましたが、最初から最後まで大変興味深く読むことができました。学生のときに男性に痛い目にあって、復讐のためにキャバ嬢になった胡桃。確かに男性にどんどんお金を使わせている面もあるけど、すごく努力家だと感じました。気配りとかすごい。私にはとうていできない仕事だと思った。そして孤独。。これが一番心にぐっときました。色恋営業をするいっぽう、本当に愛してくれる人を欲しています。また胡桃は男運がない。借金男だったり暴力ふるわれたり、警察につかまったり、出会いが限られてるんだな。2015/06/04

カムイ

37
想像した通りの内容でしたので普通。何処の世界でも蹴落としたり騙されたりするし、何かを手にいれるとスルリと抜け落ちたりする。2023/04/30

haruaki

7
自分の生活からかけ離れているので興味深かった。お水は大変ですね。2014/05/20

空隼

4
それだけ努力しても、ただの自慢話としてしか読めない。なんとなく美化しすぎてるような気もする。2013/08/16

Mitsuaki Saito

3
キャバ嬢として8年間、大宮、新宿、六本木等で常にNo.1を張り続けてきた著者。楽して大金かせいだのかと思いきや、やはり頂点を極める人はすごい人だと感じます。努力家で、根性があって、筋を通す生き方。あと、彼女に貢ぐ男たちの遊び方、そんなに儲かっていたのかと驚かされます。失われた10年といわれた時代でも、すごいね。。。2013/08/19

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