感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
4
「市原ぞうの国」に初めて行ったのは社内旅行で、その時撮ったゾウの鼻に巻かれての記念写真が気に入って、「ぞうの国」は良い印象を残しました。古本屋で、その「市原ぞうの国」の園長が書いた本を見つけて手に取りました。そうしたら意外や意外、坂本園長は、あの映画化までされた「星になった少年」の作者であり、彼のお母さんだったのです。これを読むと、象に対するイメージが一変します。象使いになった哲夢さんが亡くなった時、何キロも離れたところにいた象たちが叫び声を上げた下りは涙なしには読めませんでした。 2012/04/23