出版社内容情報
市兵衛さん、待っていました。
風斬る剣の侍には、
埋火のごとき思いがあった。
橋の袂の敵討ちで、
命を賭した市兵衛の決断に涙する!
第弐部、大団円の終幕!
悪名高い金貸しの隆ノ助が谷中で襲われた。同心見習いの良一郎が探索を進めると、歪な人間関係と過去の強盗事件に行き当たる。同じ頃、両替商近江屋に戻った美しき早菜に新たな縁談が。早菜を案じる唐木市兵衛だが、武州の地侍から亡父の敵討ちに助太刀を頼まれる。相手は隆ノ助と名を偽り、江戸に潜伏していた。市兵衛はある覚悟を胸に、因縁の対決に加勢する……。
【目次】
内容説明
悪名高い金貸しの隆ノ助が谷中で襲われた。同心見習いの良一郎が探索を進めると、歪な人間関係と過去の強盗事件に行き当たる。同じ頃、両替商近江屋に戻った早菜に新たな縁談が。早菜を案じる唐木市兵衛だが、武州の地侍から亡父の敵討ちに助太刀を頼まれる。相手は隆ノ助と名を偽り、江戸に潜伏しているという。市兵衛はある覚悟を胸に、因縁の対決に加勢する…。
著者等紹介
辻堂魁[ツジドウカイ]
1948年、高知県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、出版社勤務を経て執筆業に入る。2010年に刊行された『風の市兵衛』(祥伝社文庫)がシリーズ化されるや圧倒的支持を得て、18年には連続テレビドラマ化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
43
玉勝間とは・・・。 驚くなかれ、最後の最後で唐木市兵衛が、三年前に両替商「近江屋」の依頼で川越城下から江戸の近江屋へ伴ってきた、美しい早菜さんに自分の心の内を明かします。それも素浪人が屋敷を構え、仕事も金融業を始めると。そして、祝言へとなって物語は終わります。 この物語は、これで終わりなのかと、考えてしまいます。 なぜ、この言葉がタイトルなのか・・・?2026/09/15
み
22
さくさくと♪市兵衛さん第二シリーズ完結かな?あたしの中では完結です^ ^今作は、お話しとして物足りない感じなのは、最後のとこメインだったからですかね。2026/09/22
ひさか
20
2026年7月祥伝社文庫刊。書き下ろし。シリーズ36作目。酒上家の人々、楓川暮色、初春、助っ人稼業、不明門の橋のあだ討ち、あごかきばな、の6つの章で構成。同心見習いの良一郎とあだ討ち助っ人の市兵衛の2つの話。ラストに早菜さんの嫁入り先が判明して…。そういう予感はあったものの、今回そうなるとは予想外でした。それで玉勝間だったのか。良かった良かった。2026/08/16
coldsurgeon
8
爽やかさを身にまとう市兵衛が、助太刀として雇われた顛末が、語られる。20年以上前の殺人窃盗事件と江戸での殺人事件と、直近の江戸の街での傷害事件が、絡み合い、その犯人と思しき悪人は、共通した。筋としてそれほど難しくなく、必罰の剣のさえを楽しむのみ。2026/07/29
ニッキー
7
今回の話はさておいて、やはり市兵衛が早菜に自ら告白し結婚に至った事であり、武家に宮仕の道ではなく、高利貸しになり、臨時の用人勤めは続けるみたいである。 めでたしめでたし。 次回は、嫁がいる立場での用人勤め、如何にあいなりますか楽しみです。2026/07/13




