祥伝社文庫<br> ボタニカ

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ボタニカ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 619p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396351076
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

惚れたのは、足許の草花、かの地の大樹。
好きを究めた天才植物学者の、知られざる生涯に迫る。
「奇人で結構、非常識で結構」
牧野富太郎、大いに生きる。
ベストセラー待望の文庫化

「わしは植学の草分けになる」明治初期、土佐の野山を駈ける牧野富太郎は、小学校を中退し独学で植物を学び、上京。東京大学で新種発見など目覚ましい活躍をするも、教授に疎まれ大学を出禁になる。学問の志は高く、私財をなげうち研究に没頭するが、膨らむ借金に生家は廃業、家庭は困窮。それでも富太郎は「なんとかなるろう!」日本植物学の父、情熱と波乱の生涯。

内容説明

「わしは植学の草分けになる」明治初期、土佐の野山を駈ける牧野富太郎は、小学校を中退し独学で植物を学び、上京。東京大学で新種発見など目覚ましい活躍をするも、教授に疎まれ大学を出禁になる。学問の志は高く、私財をなげうち研究に没頭するが、膨らむ借金に生家は廃業、家庭は困窮。それでも富太郎は「なんとかなるろう!」日本植物学の父、情熱と波乱の生涯。

著者等紹介

朝井まかて[アサイマカテ]
1959年、大阪府生まれ。2008年『実さえ花さえ』で小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、デビュー。14年『恋歌』で直木賞、『阿蘭陀西鶴』で織田作之助賞を受賞。18年『雲上雲下』で中央公論文芸賞、『悪玉伝』で司馬遼太郎賞、20年『グッドバイ』で親鸞賞、21年『類』で芸術選奨文部科学大臣賞と柴田錬三郎賞など、多くの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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NAOAMI

13
植物学者、牧野富太郎の波乱の生涯。植物分類学を極め、日本中の植物の素性を知るのだと突き進む。金に糸目を付けぬ学問まっしぐらゆえ資産家だった実家は家業を閉じ、東京で重婚生活の富太郎は自らの学問による費消で生活費もままならず幾たびも自分の子を病で喪う。天才だから。日本の植物学会に残した功績が。東京妻も納得のうえだと。だからって天才って奴は罪だわ。日本が世界中から立ち遅れようとも嘲笑されようとも、自分の子を満足に養えないのだから阿呆だ。如何に人望が寄ってこようが、パトロンが金出そうが、時代がと言うが、賛同無理。2025/04/15

うさぎや

5
牧野富太郎の生涯を描く長編。朝ドラも見たけど、それ以上になかなか……なかなかな御仁で……(笑)。2025/03/26

Nabe

3
多くの新種を発見した日本植物学の父の生涯。植物、学問にまっすぐな姿はとても眩しい。しかしまっすぐすぎるあまり私財を注ぎ込み借金まみれ、大学や篤志家とは礼儀や制度を軽んじた態度で支援も途絶える。人間、いろんな側面があるとはいうけどここまで長所と短所が極端なのもなかなかいないのでは。それくらいぶっ飛んでる人物だからこそ成し得た功績もあるのかもしれない。2025/04/22

たけぞ

3
神代植物公園で牧野富太郎の展示をやってて興味を持ってました。人間としてどうかなと思いますが、名を成す人はこうなんでしょうか。周りで支えてくれる人たちもすごいのですが、この人間性に引かれるのでしょうか。2025/04/12

アーミー

2
「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野富太郎の生涯を描いた作品。NHKドラマにもなったその生涯は、植物の研究一筋のものだった。植物研究の為なら私財をなげうち、借金をかさね、支援者とも争い、貧乏のドン底にいても、植物からの囁きがあれば、幸せを感じた富太郎。天性の学者というのはこんな人を言うのかな。それにしても家庭人とは言い難いこんな夫に生涯尽くした妻・壽衛はえらい。また富太郎の性格を知った上で離婚して影ながら彼を支えた前妻・猶も立派だ。富太郎の業績は素晴らしいが、女性たちの後押しがあったからこそだと言えだろう。2025/06/07

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