出版社内容情報
惚れたのは、足許の草花、かの地の大樹。
好きを究めた天才植物学者の、知られざる生涯に迫る。
「奇人で結構、非常識で結構」
牧野富太郎、大いに生きる。
ベストセラー待望の文庫化
「わしは植学の草分けになる」明治初期、土佐の野山を駈ける牧野富太郎は、小学校を中退し独学で植物を学び、上京。東京大学で新種発見など目覚ましい活躍をするも、教授に疎まれ大学を出禁になる。学問の志は高く、私財をなげうち研究に没頭するが、膨らむ借金に生家は廃業、家庭は困窮。それでも富太郎は「なんとかなるろう!」日本植物学の父、情熱と波乱の生涯。
内容説明
「わしは植学の草分けになる」明治初期、土佐の野山を駈ける牧野富太郎は、小学校を中退し独学で植物を学び、上京。東京大学で新種発見など目覚ましい活躍をするも、教授に疎まれ大学を出禁になる。学問の志は高く、私財をなげうち研究に没頭するが、膨らむ借金に生家は廃業、家庭は困窮。それでも富太郎は「なんとかなるろう!」日本植物学の父、情熱と波乱の生涯。
著者等紹介
朝井まかて[アサイマカテ]
1959年、大阪府生まれ。2008年『実さえ花さえ』で小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、デビュー。14年『恋歌』で直木賞、『阿蘭陀西鶴』で織田作之助賞を受賞。18年『雲上雲下』で中央公論文芸賞、『悪玉伝』で司馬遼太郎賞、20年『グッドバイ』で親鸞賞、21年『類』で芸術選奨文部科学大臣賞と柴田錬三郎賞など、多くの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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