出版社内容情報
二年半ぶりに出所した男がめぐる
西伊豆、修善寺、箱根には死体が待ち受けていた……。
はめたのは、元首相父子か、政治家夫婦か?
十津川が陰謀を暴く、異色ミステリ・アクション!
出資法違反で二年半ぶりに出所した元大手地銀支店長の管野は、伊豆下田から修善寺、箱根強羅をめぐる。だが、コロナで一変した名勝地には、不審なトラブルが待ち受けていた。管野を追跡する若者が交通事故死、再会した修善寺の旅館若女将多恵は、芦ノ湖に水死体で浮かぶ。そしてついに殺人が発生、警視庁十津川警部が出動した! 欲まみれのマネーゲームに隠れた真相とは?
内容説明
出資法違反で二年半ぶりに出所した元大手地銀支店長の管野は、伊豆下田から修善寺、箱根強羅をめぐる。だが、コロナで一変した名勝地には、不審なトラブルが待ち受けていた。管野を追跡する若者が交通事故死、再会した修善寺の旅館若女将多恵は、芦ノ湖に水死体で浮かぶ。そしてついに殺人が発生、警視庁十津川警部が出動した!欲まみれのマネーゲームに隠れた真相とは?
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年、東京生まれ。数々の職業を経て、創作活動に。63年「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞など各賞を受賞したミステリの巨人。国民的名探偵十津川警部の活躍を描くシリーズでは、第四回吉川英治文庫賞を受賞した。2022年3月惜しまれつつ逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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