出版社内容情報
戦争で引き裂かれたベラルーシ女性兵の家族。
必ず、生きて連れ帰る。
彼らはなぜ戦うのか――。
傭兵たちの戦いの原点に迫る!
ミンスクで爆弾テロに巻き込まれ、瀕死の重傷を負った〝リベンジャーズ〟のリーダー、藤堂浩志。快復するまでベラルーシの片田舎で静養することになったが、面倒を見てくれていた老夫婦のもとに悲報が届く――ロシア軍とともにウクライナとの国境警備にあたっていた孫娘が、駐屯地から脱走したというのだ。浩志は老夫婦の恩義に報いるため、孫娘の捜索を始めるが……。
内容説明
ミンスクで爆弾テロに巻き込まれ、瀕死の重傷を負った“リベンジャーズ”のリーダー、藤堂浩志。快復するまでベラルーシの片田舎で静養することになったが、面倒を見てくれていた老夫婦のもとに悲報が届く―ロシア軍とともにウクライナとの国境警備にあたっていた孫娘が、駐屯地から脱走したというのだ。浩志は老夫婦の恩義に報いるため、孫娘の捜索を始めるが…。
著者等紹介
渡辺裕之[ワタナベヒロユキ]
1957年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、2007年『傭兵代理店』(祥伝社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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み
20
藤堂さん、お歳でしょうか…。柊真さんメインのシリーズに移行するのかな?ロシアの争いが早く終わって欲しいです。2024/10/10
おしょも
3
そろそろ、勇退してもいいのかな…。美香と幸せに暮らしてほしい。2024/10/31
トールマン
2
〇2025/01/15
やん
1
シリーズを全部読み返してから本書を読んだ。藤堂も老いたがまだまだ活躍して欲しい。2024/09/08
しん
1
世界情勢、今回もウクライナ戦争を取り入れたプロットの作品。ベラルーシの田舎で戦いの傷を癒す浩志が世話になった老夫婦の娘の軍人を捜索する。裏に隠されたロシアの陰謀とは?今回は任務が人捜しのため大規模な戦闘が無く、代わりに初期作の様な捜査する描写がふんだんに読める。2024/09/07