出版社内容情報
車椅子の女性ヴァイオリニスト、名門料亭の娘。
そっくりな二人、殺されたのはどちら?
十津川警部は歴史の闇に謎を追う!
特急スーパー北斗に車椅子で乗るヴァイオリニスト鎌谷理佐子。彼女に、札幌の大学生関口透は心を惹かれた。その後、理佐子が消息を絶ち、上京した関口は、浅草の祭りで理佐子にそっくりの、料亭〈まつだいら〉の娘松平かえでに出会って驚く。だが、かえでも失踪、やがて毒殺体で発見された。十津川警部が捜査に乗り出すが、情報は二転三転、幕末に事件の鍵を追うことに……。
内容説明
特急スーパー北斗に車椅子で乗るヴァイオリニスト鎌谷理佐子。彼女に、札幌の大学生関口透は心を惹かれた。その後、理佐子が消息を絶ち、上京した関口は、浅草の祭りで理佐子にそっくりの、料亭“まつだいら”の娘松平かえでに出会って驚く。だが、かえでも失踪、やがて毒殺体で発見された。十津川警部が捜査に乗り出すが、情報は二転三転、幕末に事件の鍵を追うことに…。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年、東京生まれ。数々の職業を経て、創作活動に。63年「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞など各賞を受賞したミステリの巨人。国民的名探偵十津川警部の活躍を描くシリーズでは、第四回吉川英治文庫賞を受賞した。2022年3月惜しまれつつ逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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