出版社内容情報
江戸で《噂》の絶えないはぐれ医師たちの活躍!
「寄り添う」って何をすればいいのだろうか?
「起きてくれるだろうか?」
「言葉を交わし続けられるだろうか?」
死を身近に背負う見習い医師の葛藤と
死ぬ間際の患者が下した決断とは?
「慣れました。あれもこれもできなくなっていくことも」全身の力が失われていく病に冒されたおそよの言葉に、蛇杖院の見習い医師長山瑞之助は胸の痛みを感じた。周囲に不穏な噂が流され、おそよにも不審な影が迫る。病が進むおそよへの献身ぶりを心配する蛇杖院の面々。だが揺ぎない気持ちを貫く瑞之助が医師として目に焼き付けたものとは!? 感動を呼ぶ時代医療小説。
内容説明
「慣れました。あれもこれもできなくなっていくことも」全身の力が失われていく病に冒されたおそよの言葉に、見習い医師長山瑞之助は胸の痛みを感じた。蛇杖院の周囲に不穏な噂が流され、おそよにも不審な影が迫る。病が進むおそよへの献身ぶりを心配する蛇杖院の面々。だが揺ぎない気持ちを貫く瑞之助が医師として目に焼き付けたものとは!?感動を呼ぶ時代医療小説。
著者等紹介
馳月基矢[ハセツキモトヤ]
1985年、長崎県五島列島生まれ。京都大学文学部卒。同大学院修士課程修了。2020年、『姉上は麗しの名医』で颯爽とデビュー。同作が第九回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞し、時代小説界待望の新星として注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
み
18
儚いです、足萎え病は、今も治療法ないですね…。瑞之助さん、成長されたでしょうね。広木さんと大沢さん、カッケー♪2023/07/02
なみ
12
シリーズ4作目。 蛇杖院にやって来たおそよは、体が動かなくなっていく病に冒されていた。 自分に何ができるのだろう……と、瑞之助が考え、悩んでいる間にも、おそよの体はどんどん弱っていって──。 今回は全体的に大人の男性陣の格好良さが際立っていたように思います。大沢さんや広木さんが素敵でした。 真樹次郎さんも、登場シーンこそ少ないものの、瑞之助が不安定になっているときにしっかりと支えてくれていて、とても安心感がありました。2023/05/18
読書好き・本屋好き堂
7
第4弾。 後半から凄くカッコいい場面が繰り広げられ、心のなかでうわ〜😍って叫びながら読み進めた。 でも、ラストは大号泣😭 読了後に見るこの表紙絵にまたウルッ🥹 そういう場面なんだなと、読む前に見た印象と全く違った。 とにかく好き✨2025/02/24
チェス
3
医者として成長していく様。 生まれ変わってまた出会えたら、、儚いわ。2023/06/20
雪猫
2
電書 ★★★★★ 2024/09/02




