出版社内容情報
きっかけは一匹の猫だった。
まだやれる!を信じて生きる人々を描く奇跡の物語。
緑色の大きな目をした、やけにヒゲの長い猫だった。離婚を機に故郷根古万知に戻った愛美は、この灰色の拾い猫をノンちゃんと名付け、飼うことに。町名をもじって「ねこまち」と呼ばれるシャッター商店街の再活性化を狙い、ノンちゃんは一日駅長を務めることになる。すると、これが話題になり、ノンちゃん見たさに駅は大賑わい、町も観光客で活気を取り戻す。ところが……。
内容説明
緑色の大きな目をした、やけにヒゲの長い猫だった。離婚を機に故郷根古万知に戻った愛美は、この灰色の拾い猫をノンちゃんと名付け、飼うことに。町名をもじって「ねこまち」と呼ばれるシャッター商店街の再活性化を狙い、ノンちゃんは一日駅長を務めることになる。すると、これが話題になり、ノンちゃん見たさに駅は大賑わい、町も観光客で活気を取り戻す。ところが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽろん
33
猫ののんちゃん、めちゃくちゃ良い子。一体、どこから来たのでしょうね。このまま、寂れた商店街の救世主となるのでしょうか。最後の終わり方もとても気になります。下巻、早く読みたい。2023/07/07
宇宙猫
20
★★★ 飼うことになった猫を 働いている時間は駅の売店に預けたら話題になり、それが切っ掛けで寂びれた商店街に人を呼ぼうと動き出す話。切っ掛けの猫ノンちゃんは何処から来たのか、下巻でわかるのかな。表紙の猫の何とも言えない表情が可愛い。2023/08/07
み
18
デジャブ…。文庫改題でした、記憶があったので良しとします。2024/01/28
DONA
11
どこかに猫の駅長っていましたね。その話かと思えば違いました。町おこしがどうなっていくのか、まだ上巻では問題山積なので続きが楽しみです。2023/06/05
陽ちゃん
9
まず表紙にやられました。で、柴田作品なら多分面白いだろうと思って正解。猫のノンちゃんがむちゃくちゃいいコですし、愛美たちが寂れた商店街に人を呼ぼうと自主的に動いているのも応援したくなります。ちょっとした謎もあったりして続きが気になるので、早速下巻に取り掛かります。2023/06/07