祥伝社文庫<br> 十日えびす―花嵐浮世困話(はなにあらしよのなかこんなもの) (新装版)

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祥伝社文庫
十日えびす―花嵐浮世困話(はなにあらしよのなかこんなもの) (新装版)

  • 宇江佐 真理【著】
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  • 祥伝社(2023/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396348656
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

感涙必至。
ひとりは辛いけど私には分かり合える家族がいる。
泣いて笑ってささやかな明日の希望を願う
母と義娘の人情時代小説。

紆余曲折の末、幼馴染みの錺職人の後添えになった八重。やっとつかんだ幸せも束の間、夫が急逝し義理の子たちに家を追い出されてしまう。唯一、仲の良い義娘のおみちと小間物屋を始めるが、一難去ってまた一難、引っ越し先には岡っ引きも手を焼く猛女お熊がいたからたまらない。しかも、継子が無心に現れ――ささやかな幸福を求めて泣き笑う人情時代小説の決定版。

内容説明

紆余曲折の末、幼馴染みの錺職人の後添えになった八重。やっとつかんだ幸せも束の間、夫が急逝し義理の子たちに家を追い出されてしまう。唯一、仲の良い義娘のおみちと小間物屋を始めるが、一難去ってまた一難、引っ越し先には岡っ引きも手を焼く猛女お熊がいたからたまらない。しかも、継子が無心に現れ―ささやかな幸福を求めて泣き笑う人情時代小説の決定版。

著者等紹介

宇江佐真理[ウエザマリ]
1949年函館生まれ。95年、「幻の声」で第七十五回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年に『深川恋物語』で第二十一回吉川英治文学新人賞、翌10年には『余寒の雪』で第七回中山義秀文学賞を受賞。江戸の市井人情を細やかに描いて人気を博す。15年11月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のびすけ

24
現代社会にも通ずる家族間の厄介事やご近所付き合いの揉め事。トラブルメーカーの"騒音おばさん"お熊さん。根は悪い人ではないのだけど、近所にこんな人がいたらやっぱり堪らない。八重の血の繋がらない娘おみちがとても優しい。八重への思いやり、お熊への心遣い、鶴太郎への愛情。おみちの言葉「皆んな、それぞれに言い分がある。皆んな、他人と折り合いをつけながら生きているのよ」が深く心に響く。おみちには幸せになってほしいと願わずにはいられない。2023/11/19

Y.yamabuki

22
後添えの八重は、夫が急逝し長男夫婦に家を追い出されてしまう。仲の良い義娘のおみちと小間物屋を始めるが、他所へ移ってもやはり、今の世の中と変わらぬ近所とのゴタゴタが有る。「多かれ少なかれ、毎日、揉め事は起きる。…時には、その揉め事から家族の結束が生まれることもあるのだ」八重と義理の息子達、娘達、そしてご近所さん達との悲喜交々が、暖かい眼差しで描かれている。先頃、読み始めた宇江佐さん、続々新装版が出ているので、遅くなってしまったけれど、これから追いかけたい。2023/04/14

Kei.ma

16
弥生ついたちに幕開いた下町人情物語。さてさて終着の十日えびすまでどんな事件が起こることやら。いきなり激震が。夫三右衛門の弔いが終わるや否や長男から家を追い出された後妻八重。転居先で小間物屋富屋を義娘おみちと開くが富屋を挟んで長屋持ちのお熊と山本屋内儀のお桑が布団叩いて罵り合い、とまぁ賑やかだ。自己中な言動はこうも今も昔も変わらないのか。ほかにも奇想天外な出来事が続き、飽きないし為になる。だが素敵な作家さんはお亡くなりになっていたなんて、「おたまり小法師」があるものか。2023/11/01

fukufuku

3
不幸と理不尽が束になって襲いかかってくる体質の八重さん。恋人は親の反対で一緒になれず、その彼の後添いにおさまったらさっさと死別、義理の息子には家を追い払われ、引っ越した先には布団干し婆ぱあがいて、諍とトラブルがてんこ盛り。人情噺&市井の人々の話はなんだろうけれど、読んでいて苦しくなってしまう。みんな勝手だし、八重さんは甘々だし。物語の幕が閉じてもずっとこの調子でやっていくんだろうなと思わせる。2024/01/01

Masaaki Endo

2
時代小説は何となく避けていましたが、中々面白かった。切った張ったの無い人情噺、いいですね~。2023/10/07

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