出版社内容情報
馳月基矢[]
著・文・その他
内容説明
蛇杖院の蘭方医鶴谷登志蔵が消えた。深川に出没した毒の薬売り「黒暖簾」だと疑われたのだ。事件の背後に登志蔵を陥れるものの存在を知った見習い医長山瑞之助は、必死にその行方を追う。蛇杖院にも嫌がらせが始まるなか、四年前の悲劇が明らかに。医師は患者を前に何をなすべきか?登志蔵は姿を現わし、決断したのは…。一途さが胸を打つ時代医療小説。
著者等紹介
馳月基矢[ハセツキモトヤ]
1985年、長崎県五島列島生まれ。京都大学文学部卒。同大学院修士課程修了。2020年、『姉上は麗しの名医』で颯爽とデビュー。同作が第九回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞し、時代小説界待望の新星として注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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み
22
さくさくと♪このシリーズ3作目、タイトルの通り、友と和解できて良かったです。この時代の外科手術って、信じられませんね。嫉妬が絡む作品が続いてるような、気を付けよ♪2022/11/06
なみ
14
シリーズ第3弾。 蘭方医である登志蔵の、過去の後悔と生き様の話。 蛇杖院メンバーが相変わらず格好良くて、今回も楽しく読めました。 話が進むごとに、瑞之助の成長が感じられて嬉しいです。 ラストで陣平と衝突するシーンも、とてもよかった!2022/09/19
yuka
5
このシリーズ読めば読むほど面白いです。 今回は登志蔵の過去が明かされる作品。江戸時代の医療モノ。そして今回はミステリー色も強め。軽く読める作品が多い筆者の中では割と重厚ですが、とても好みです。2024/11/16
チェス
4
良き話し。楽しめた。まだまだ続くのかな。2023/04/16
読書好き・本屋好き堂
3
第3弾。 表題になっている友、いいな✨ 読後改めてじんとくる。 蛇杖院の蘭方医・鶴谷登志蔵の過去が明らかに?! ラストは涙が止まらなかった🥹 続けて読みたかったのにまだ買ってなかった💦 早めに買おう😊 続編も出るみたいで楽しみ🎵2025/02/10