出版社内容情報
木曽の桟、寝覚の床、犬山城……
古の街道・木曽路で起きた連続殺人の裏に
別事件の逃亡者の影が?
そろそろ旅行だ、川へ行こう!
捨て子という過去を持つ朝波香織は、自身が働く老舗デパートで高級腕時計盗難の犯人にされた。旅行作家茶屋次郎に相談した矢先、木曽川河畔で香織を疑った上司宇垣が刺殺される。茶屋は事件を追い、深緑の山々に挟まれた木曽路へ。だが宇垣と会っていた取引先の男の死体も川面に浮かぶ!悲哀に満ちた殺人連鎖の先に、一体何が?
内容説明
捨て子という過去を持つ朝波香織は、自身が働く老舗デパートで高級腕時計盗難の犯人にされた。旅行作家茶屋次郎に相談した矢先、木曽川河畔で香織を疑った上司宇垣が刺殺される。茶屋は事件を追い、深緑の山々に挟まれた木曽路へ。だが宇垣と会っていた取引先の男の死体も川面に浮かぶ!悲哀に満ちた殺人連鎖の先に、一体何が?
著者等紹介
梓林太郎[アズサリンタロウ]
1933年、長野県生まれ。貿易会社、経営コンサルタント会社、調査会社など、様々な職業を経て、80年『九月の渓で』でデビューし、山岳小説、旅情小説で一躍人気作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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