出版社内容情報
さらば寝台特急！
さらば十津川警部！
さらば西村京太郎！
豪華列車に爆破予告！ 犯人の真の狙いは？
「寝台特急トワイライトエクスプレスに爆薬を仕掛けた。乗客乗員の身代金一億円を列車に積め。ただし、金沢駅に着くまでに発見できたら爆破はしない」という奇妙な脅迫状が届いた。爆発物処理班が捜索するが異状はなく、列車は定刻に大阪を発し、札幌へ。脅迫は本物かイタズラか？ 警視庁十津川警部が捜査を開始するや、新たな脅迫が続き、事件は意外な事態へ急転した！
内容説明
「寝台特急トワイライトエクスプレスに爆薬を仕掛けた。乗客乗員の身代金一億円を列車に積め。ただし、金沢駅に着くまでに発見できたら爆破はしない」という奇妙な脅迫状が届いた。爆発物処理班が捜索するが異状はなく、列車は定刻に大阪を発し、札幌へ。脅迫は本物かイタズラか？警視庁十津川警部が捜査を開始するや、新たな脅迫が続き、事件は意外な事態へ急転した！
著者等紹介
西村京太郎［ニシムラキョウタロウ］
１９３０年、東京生まれ。数々の職業を経て、創作活動に。６３年「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、６５年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、８１年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞など各賞を受賞。『消えたトワイライトエクスプレス』をはじめ、国民的名探偵十津川警部の活躍を描くシリーズでは、第四回吉川英治文庫賞を受賞した。２０２２年３月惜しまれつつ逝去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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nemuro
41
「大阪～札幌」間（本州は日本海側）を２２時間余り。２０１５年３月１２日、臨時列車としての運行を終了したトワイライトエクスプレス（９両編成）。私が乗車したのは３度。函館時代の２０１１年９月、甲子園参戦時の帰路に初乗車（道内最初の降車駅「洞爺」まで行ってから「スーパー北斗」で函館に戻った）。芦別時代の翌年８月、やっぱり甲子園参戦時に往復で乗車。いずれも料金が安く予約も取りやすいＢ寝台。車窓の景色と豪華な食事と読書。贅沢な時間である。結構先の展開が読めると思ったら２０１６年１２月、新書版で既読。まあそうだろう。2023/01/26
小梅さん。
7
トワイライトエクスプレス、消えてないし。 過去作で、突拍子もないものを消して見せてくれたので期待してたんだけど。 文章も、「、」が多すぎて読みづらい。昔からこういう文体だったかなー。晩年になって変わったのだろうか。 トワイライトエクスプレスがしっかり舞台になるかというとそうでないのもがっかり。これなら、乗って取材しなくても書けちゃう感じ。2024/07/07
ドットジェピー
4
面白かったです2022/07/03
ラグド
1
トレインジャックもの。真相が最後の最後まで全然分からない、というか、なかなか予想外だった。2025/04/17
あきさん
0
二つの意思というのが最後まで腹落ちせず終わってしまった。再読すれば理解できるかも・・。でも、面白いストーリー展開だった。2024/01/14
