出版社内容情報
事件は解決。だが、親子の不幸が始まった?
脱法ドラッグ、特別養護老人ホームの闇……。
生活安全特捜隊の活躍を描く迫真の警察小説!
渋谷のクラブで脱法ドラッグの売人逮捕のための大掛かりな摘発が行われた。指揮を執ったのは生活安全特捜隊の結城公一。ところが、売人に逃げられたばかりか、強引な捜査方法にマスコミも騒ぎ出す始末。上司は一刻も早く逮捕の記者会見を開こうと圧力をかけてくる。そんな中、下北沢で小学生にダンスを教える男が浮上する……(「ヒップ・キング」)手に汗握る警察小説。
内容説明
渋谷のクラブで脱法ドラッグの売人逮捕のための大掛かりな摘発が行われた。指揮を執ったのは生活安全特捜隊の結城公一。ところが、売人に逃げられたばかりか、強引な捜査方法にマスコミも騒ぎ出す始末。上司は一刻も早く逮捕の記者会見を開こうと圧力をかけてくる。そんな中、下北沢で小学生にダンスを教える男が浮上する…(「ヒップ・キング」)。手に汗握る警察小説。
著者等紹介
安東能明[アンドウヨシアキ]
1956年、静岡県生まれ。明治大学卒。94年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞しデビュー。2000年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、10年「随監」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーさん
18
生活安全特捜隊シリーズの最終作?どうやら三部作みたいです。結城公一警部率いる特捜隊第一班が脱法ドラッグの取り締まりや老人介護施設での虐待事件の捜査に挑みます。別シリーズの柴崎警部とは違い、真っ直ぐで頑固な結城警部のキャラクター好きです。このシリーズって刑事ドラマっぽい作風で事件捜査と捜査員の私生活をバランスよくストーリーに溶け込ませて読みやすい。でも薄っぺらい感じはなく地味な事件に謎解きあり人間のもつ暗い部分を余すことなく描かれてます。シリーズはこれ以降出てないけど次が読みたい❗ 2023/02/06
れじい
1
いやまあ、たしかに地味なんだけど、それ故にリアルさがにじみ出てきて引き込まれる展開。 スカッと痛快なのもいいけど、こういうのがあってこそ両方が生きるのかなと。2024/08/09
RS
0
しっかり作られているストーリーではあるが登場人物が多くて一気読みしないと追いつけないところがある。
ニゴカズキ
0
★★★⭐︎ 生特隊シリーズ第3段2022/06/25