内容説明
JR土讃線で特急南風9号が脱線。大手薬局チェーン会長大河内の姪で営業部長の由美が、四国の三人組ローカルお笑いタレントによって車中から救出された―感謝した大河内は三人に全国ネットのTV番組を提供する。一方、東京駒沢で自動車会社の社長羽田が射殺され、軽井沢では強盗殺人事件が発生。十津川警部が乗り出した捜査線上に、なんとこの三人組が浮上した!
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年、東京生まれ。数々の職業を経て、創作活動に。63年「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞など各賞を受賞。国民的名探偵十津川警部の活躍を描くシリーズでは、第四回吉川英治文庫賞を受賞した、日本を代表する推理作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。