内容説明
隠密情報機関『白夜』の嘗ての長官式部蔵人との激闘の末に深手を負った宗次は、柴野南州診療所にその身を秘匿していた。甲斐甲斐しくその世話をする笠原加賀守の三女舞は、病床に迫り来る刺客の予感に、自ら得意の小太刀を握る。松坂より江戸へと向かう廣澤和之進の新たな差し金、そして駿府で蠢き始めた『葵』なる勢力の正体とは。人気沸騰のシリーズ第四弾！
著者等紹介
門田泰明［カドタヤスアキ］
２００４年に登場した「門田泰明時代劇場」でベストセラーを連続。剣に生きる男の「堅忍不抜の生き様」と、見守る女の「哀切」と「慕情」を描いて読者を魅了する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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やま
83
汝よさらば4作目 浮世絵宗次日月抄 2020.09発行。字の大きさは…小。 大剣聖・梁伊対馬守隆房に育てられた楊真流の遣いて天才浮世絵師宗次の物語です。 此度は、隠密情報機関「白夜(びゃくや)」との激闘の末に深手を負った宗次を、旗本4千石の笠原加賀守の三女・舞19才は、二天一流の小太刀で治療中の宗次を守ります。 旗本9500石・西条山城守の娘・美雪は、苦悩のうちに宗次と別れて女性の教育をする「井華(せいか)塾」を立ち上げようとしています。 そんな中で徳川の隠密情報機関「葵」が、宗次を狙って動き出します。2020/11/08
とし
71
浮世絵宗次日月抄｢汝よ さらば｣ 4巻。白夜の式部蔵人との激闘で深手を負った宗次さん、柴野南州と舞の献身的介護と守りで回復、美雪は｢井華塾｣を立ち上げる、和之進に騙されたお松は光貞の側室に。鎌倉入りした宗次と舞に新たな敵が迫り来る。次巻が待ち遠し・・・ 2021/02/11
ニッキー
6
宗次は、柴野南州と舞の介護で回復した。美雪が去り、舞が宗次に急接近。和之進と結ばれたお松は懐妊し、光貞の側室に。 駿河では、葵が復活。大老酒井は、力を失う。 刀を使わない約束をした舞は、葵から身を守れるねか⁉️2020/10/05
depo
0
図書館本。浮世絵宗次月影抄｢汝よさらば｣４ 2024/02/22
