内容説明
大学の研究室で教授一名が死亡する爆破事件が発生した直後、同じ管内にある超高層ビルで人質を取った立て籠もりが発生。警視庁捜査一課の入間祐希は激しい攻防の末、犯人を確保するが、四名が惨殺されていた。その後、科学系出版社で第二の爆発が。爆発物には“ex”と書き残されていた。イルマは“ex”の猛追を開始するが…。それは壮絶な復讐戦の幕開けだった。
著者等紹介
結城充考[ユウキミツタカ]
1970年、香川県生まれ。2004年『奇蹟の表現』で第十一回電撃小説大賞銀賞を受賞。08年『プラ・バロック』で第十二回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
み
29
あらら、縁談が気になってたのに、全く触れられず(^^;残り1作のようなので読みますよ。2020/11/11
kei@名古屋
27
二作目の黒幕か?爆破殺人再び。今度は都内にてテロ?傭兵?盛り込んできましたが。一瞬触れるイルマの過去がやはりクロハと被る。異様な検挙率の高さ、組織から疎まれる、女性刑事、、、ううむ。初期のころは新鮮だった設定がテンプレ感を感じてしまうのが悲しい限りですね。四ヵ月連続刊行三冊目。テロの首謀者exとは誰なのか!?2019/06/19
YH
3
段々とシリーズとして面白くなる。ともすればご都合主義に陥りそうなイルマの勘の良さだが、イルマの野性味やむこうみずな性格をきっちり描いているからか、イルマならという説得力を感じる。そんなイルマなのに宇野にだけ妙に乙女で可愛い。2020/10/30
おこめ
2
レザーを纏い大型バイクを操る、そして組織に収まることのできない美しき女性警察官の活劇というものが好物なのだ。敵味方とも述べる爆弾の知識がくどすぎるのも良い。2021/01/03
mamaron
1
面白くないといいつつ、借りた本だから読んでるシリーズも3冊目。構造の説明ばかりしてる前回よりはまぁ面白かった。頭使わないで読める系なので、忙しい時に良い2023/06/27