内容説明
織田信長の重臣だった丹羽長秀の死後、丹羽家に対する豊臣秀吉の仕打ちは苛烈を極めた。一二三万石から四万石への大減封、家臣団難散の中で命じられた、北条攻めの小田原出兵。窮地に陥った城好きの若殿長重と、空論屋と呆れられた新米家老の江口正吉は、命を賭して御家再興に挑む―。秀吉を畏怖させ大谷吉継ら大名を驚嘆させたうつろ屋の、起死回生の策とは!
著者等紹介
蓑輪諒[ミノワリョウ]
1987年生まれ、栃木県出身。2014年、丹羽家の敗者復活劇を描いた『うつろ屋軍師』で第一九回歴史群像大賞に入賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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