内容説明
一九五九年三月、東京の杉並区を流れる善福寺川で、若い女性の死体が発見された。自殺と見られたが、後に扼殺と判明。職業がスチュワーデスであったことから事件は注目を集める。やがて、意外な人物が容疑者として浮上するも、突然の幕引きが―。皇太子ご成婚と東京オリンピックに国民が沸く中、強化される日米同盟。日本の転換期が影を落とす殺人事件の裏側とは!?
著者等紹介
橘かがり[タチバナカガリ]
東京都生まれ。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。2003年に「月のない晩に」で小説現代新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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